夕やけ市。

カテゴリ/2023応援大使

こないだもちょっとだけ触れましたが、

今回の長沼町ツアーの日程を

8/26(土)・27(日)に設定したのは

理由がありまして。

コチラになります↓夕やけ市。

毎年5月から9月の第4土曜日

夕方17時半~20時までの時間帯、

長沼町のメインストリート「本通商店街」

約500mほどを歩行者天国にして

開催する「市」です。

実は5月の夕やけ市の時、

お忍びで様子を見に行って来たんで

その時の写真も紹介しながら説明しますね

コチラが本通商店街。 ご覧の通り、かなりの人で賑わってます 飲食は露店だったり、

普段の商店街の店先に色々出てますが

どれもかなりの行列 射的とかスーパーボールすくいとか、

おなじみの子ども向けゲームのコーナーやいろんなブースも出てたり… 大道芸パフォーマンスなんかも

地元の学校やサークルの、太鼓とか

ブラスバンドの発表なんかもやってました。「こども映画館」なんてのもあったり

 

地元では結構有名なこの「夕やけ市」。

商工会に行って詳しい話を聞きましたよ👂お相手は夕やけ市実行委員長の

小笠原 聡さん(左)と、

事務局の大畠 努さん(右)です!

 

夕やけ市が始まったのは1996年(平成8年)。

コロナ禍で今年が4年振りの開催なので、

今回が実質25年目ということになりますね

「いつもの街並が縁日に」を合言葉に

出店者も遊び心を持って実施することで、

「商店街は楽しいところ」という

イメージを持ってもらって、

沢山の人に商店街に来てもらいたい、

というのがそもそものコンセプト。

ちなみに夕やけ市で一番有名なのは…

「電気屋さんのおでん」らしい

え?電気屋さんが??おでん???(笑)

どゆこと?って思うでしょ?

こちら、本当に普通の電気屋さんのご夫婦が

みそおでんを出して、それが

とても美味しいと評判なんだとか

なんでも100人以上の行列が出来るほどの

人気らしい

このおでんやさん?電気屋さん?は

夕やけ市が始まった当初からお店を出してて

ご夫婦も80歳を超えるご高齢になり

一旦出店をやめたことがあるんだけど、

再開を望む声が多かったので

お手伝いしてくれる近所の方やご親戚と

お店を再開したそうです

今は鳥インフルの影響で卵が入手困難なので

5・6月の出店はないんだけど、

7月には復活の「予定」。

他にも「靴屋のクレープ屋さん」とか

「美容室のわたあめ屋さん」とか、

普段の本業じゃない店がいろいろあるらしい

これこそコンセプトにあった「遊び心」で、

お客さん目線でも楽しいし、

お店側も普段の商売とは違うことが出来て

行列が出来るほどお客さんが来てくれる。

当然嬉しいし、楽しいですよね

こういう、お客さんもお店の人も

「両方が楽しい」という雰囲気を見て、

別のお店の人もまた

「面白そうだから自分もやってみようかな?」

という連鎖反応も起きてるみたいですそれから夕やけ市では、町内の学校や

サークルのパフォーマンスもやってるけど、

たくさんの人前でパフォーマンスする場って

普段なかなかないから、

夕やけ市はそういう発表の場の

提供にもなってるようですね

そうなると生徒の家族も何人も見に来るんで、

それがまた集客に繋がるという好循環

最近は町外からも、発表の場を求めて

参加する団体が増えてるそうですよ

ちなみに4年振りの開催となった5月は

14,000人くらいが来場したそうで、

過去最高の人出じゃないかということでした。

現在長沼町の人口は10,000人ちょいだから、

実に町の人口以上の人が来たことになる

町民は元々夕やけ市が大好きだったところに、

この3年間はイベント中止が相次いだから、

こういう「みんなの集まれる場所」

お客さんが飢えていたんですね

近年は町外でも認知度が上がってきてて、

町外からの人も多かった印象があったそうです

 

今のところの予定では、

ツアー初日はFビレッジを周遊した後

夕方くらいに長沼町に向かって、

そのまま皆さんに夕やけ市を

楽しんでもらいたいな、と考えてます何しろこの人出なんで、

行くんなら早めがおすすめ

過去のツアーで「もっと普通の市街地を

ブラブラする時間があるといいな」

という声もいただいてたんで、

長沼の町並を散策するにも

良い機会だと思いますよ~