さて、では気を取り直して
地域の話を続けたいと思います
芽室町の話もまだまだありますが、
今日は先週の中標津の話題をひとつ。
今回の中標津訪問ですが、
一番の主目的はコチラへの訪問でした↓計根別学園。
計根別地区にある9年制の義務教育学校。
今回はココで、9年生による
「卒論発表会」なるモノが行われます!
校舎に入ると、廊下には…あー、僕のブログ!😲
計根別に関わる部分を、
ちゃんとこーしてプリントアウトして
貼っててくれてる!
嬉しいな~玄関では4年生の子が待っててくれて、
こんな手紙ももらいました♪
みんなありがとう!
ここんとこちょっとモヤモヤしてたけど、
こういうのってホント元気出る!
さて、本題の「卒論発表会」ですが、これは
計根別学園で毎年行われてる恒例行事。春に卒業を迎える9年生、
つまり中学3年生にあたる年代の生徒達が
9年間地域との関わりを通して
学んできたことを活かして、
自分達の故郷を活性化させるために
何が出来るのか、将来どう関わっていくかを
みんなの前で発表する場なのです。会場の体育館に集まったのは、
9年生と保護者の皆さん、
そして来年9年に進学する8年生の生徒達。僕は中央のテーブルで
校長先生、観光協会の会長さんと一緒に
席をご用意いただいてました😲席にはこんなシートが用意されていて…↓評価ポイントや感想などを記入する欄が
ホントは会場の隅っこの方でヒッソリと
見学してるつもりだったけど…(笑)
責任重大だー
しっかり見させていただきます!
冒頭、7月に札幌駅でやった
「計根別アピール」の報告。
僕も一緒に出たんで親近感湧きますねそしていよいよ生徒達の発表へ。
15名の9年生がそれぞれ5分間の持ち時間を使って
壇上でプレゼンするんですが、
全員共通のテーマは…牛乳消費策とふるさとの活性化について。
牛乳消費量低下が大きな課題の昨今、
町としては確かにとっても重要な問題
…いや~しかし思うんだけど、
「卒論」って普通大学生のイメージですよね?
それをこの年代から課題として与えられ、
しかも取り扱うのはこういう
地元にとって大きなテーマという…。
子ども達にとっては、どんだけ大きな
チャレンジになるんだろう?…💦と、
最初聞いた時は良い意味でビックリしました。
ちなみに↑は学校からいただいた写真ですが、
生徒達はこの日のために、約1ヵ月ほどかけて
資料の作成やプレゼンのリハーサルなど
準備を重ねてきたそうです。
そして始まったプレゼン。
しっかり準備を重ねてきたせいか、
みんなよどみなく発表してましたね ↑こうしたデータもしっかり用意。僕はプレゼンに耳を傾けながら、
シートにそれぞれの評価を記入中
みんな一生懸命準備してきた今日のプレゼン。
こっちももちろん真剣に臨みます!
内容的にはSNSの活用とかレシピの考案、
イベントの開催なんかの提案が主流だったけど、↑中には「飲む」「食べる」以外の
こんな意外なアイデアも。パワポの資料の見せ方なんかも、
工夫の跡が見られる生徒さんいましたね。
僕はどうしても仕事柄、
「どうやったら相手に伝わるか」
に重点を置いて見ちゃいます👀
どんだけ立派な内容を用意しても、
相手に伝わらなかったら意味がない。
なので、「掴み」とか「見せ方」とか、
聞く側の興味の引き方が上手な人の方が、
僕的には高評価だったかも
もちろん、ちゃんと内容が伴っての話ですが
2グループに分けての発表でしたが、
1グループが終わるとこうして
質疑応答の時間もありました。
これも事前にリハしたのかわからないけど、
質問に対してもみんな結構スパッと答えてて
関心しましたね
こうして約1時間半。
全員の発表が終わると記念撮影タイム📸みんな本当よく頑張ったね!
これからみんなが社会に出ると、
自分が思った通り上手く行かなかったり、
いろんな制約の中で壁にぶち当たったり、
自分と価値観の合わない人が沢山いたり。
そんなこともいろいろあると思う。
世の中決して簡単なことばかりじゃないけど、
この卒論発表会は何ものにも代えがたい
本当に貴重な経験だと思います。
この年齢でそれを乗り越えたキミ達は、
胸を張って次のステージに進んでほしい。
そして、いつかこの経験を
本当に故郷のために役立ててほしいな
僕も評価シートには
ビッチリ感想書かせていただきました!
計根別学園では3月にも
4年生の「夢の式」、7年生の「立志式」
があるそうなんで、その時はまた
取材にお邪魔したいと思います!