nipocafe・Part 1。

カテゴリ/SC活動

さて、今日からはちょっとした新展開。

新たなSC活動の紹介になります!

その名も「スターティング・ナイン」

既に去年の年末に一度紹介してるんで、

プロジェクトの内容については

コチラをご覧ください

 

というコトでこれから

スターティング・ナインに採択された

団体の中からいくつかを

ワタクシB・Bが取材&紹介させて

いただくことになりますが、

ちなみに今回第1期の採択団体一覧はコチラ

 

おぉ~~…

言われてみればなるほどな内容の

様々な社会課題がある訳ですが、

当事者でないとなかなかピンと来なかったり

難しそうに感じちゃったりしません?

そこで僕が取材にお邪魔して

出来るだけ分かりやすく伝えていこうと、

そういう次第なのです

 

で、今回はその第1弾。

まず取材させていただく団体は…

nipocafeサークルに決定!

スターティング・ナインのポジション的には

ピッチャー(「子どもの未来」がテーマ)

にあたります。

そんな訳で先月12月20日、

コチラに行ってまいりました!札幌保健医療大学。

札幌市の東のはずれ、

閑静な住宅街の中にある大学です。

nipocafeサークルは、こちらの学生さんが

中心になって展開している活動らしい。

ではどんな活動なのか、

詳しく話を聞いていきましょう!お相手は右から、

nipocafeサークルの部長を務める

保健医療学部栄養学科3年生の近野彩香さん、

同学科2年生の北村涼太さん、

そして准教授の金高(きんたか)有里先生。

まず改めてご紹介。

nipocafe(ニポカフェ)とは、

札幌保健医療大学の栄養学科で

管理栄養士を目指す1~3年生26名と、

金高先生とで構成された団体。

そしてこのサークルの活動目的は

「子育て中のお母さんの栄養チャージと、

リラックスの場を作ること」。

説明しますね

お母さんは赤ちゃんを産む時、

赤ちゃんに沢山の栄養素をプレゼントします👶

そしてその後の子育て中にも、

授乳などで栄養を贈り続けますよね。

つまりお母さんは、その分必要な栄養を

たくさん補うことがとても重要で、

妊娠期のお母さんの栄養状態が悪いと

生まれてくる子どもが元気でなくなったり

病気になりやすくなったりするんですね。

金高先生は母子栄養専門の先生で

元々そういった研究をしてきたんですが、

最近は若いお母さんを中心に

妊娠期や授乳期の栄養を整えるための

必要な知識や技術を持ってなくて、

充分な栄養素を摂れてない女性が

増えてることが問題になってるそうなんですね💦

そして子育て中のお母さんは色々忙しくて、

なかなか自分の時間を作ることも出来ない

そこで、そんなお母さんを

まず栄養で整えて元気にして

お母さん自身の生活に余裕を作ることが

次の世代である子ども達を元気にすることに

繋がるんじゃないか、という点に

着目したというワケなのです。

よく考えたら子どものためのサービスは

子ども食堂とか色々あるけど、

お母さんのための食堂とか

栄養を整える活動ってあんまりないですよね?

そんな訳で先生からこの課題解決に向けて

生徒達に呼びかけたところ、

みんなが一緒にやりたいと言ってくれて

立ち上がったのが、このサークルの原型。

活動は2022年度から始まってますが、

2023年4月からは東苗穂にある

「つぐの間」というカフェの協力のもと、

定期的に札幌市内で

ママのための栄養チャージカフェを

開催しているのです☕

ちなみに「nipocafe」の名前の由来は

「nikoniko pokapoka café」の略。

いつも子育てに頑張るお母さんを

食で「nikoniko」(ニコニコ)にすることが

子どもの笑顔にも繋がって、

親子で心が「pokapoka」(ポカポカ)に

なるように、という願いが

込められてるようですよ

 

…なかなか深い内容なんで、

ちょっとずつゆっくり解説してこうかな?

前後編に分けて書くつもりだったけど、

3回に分けることになるかも

取りあえず今日はココまで!

明日はカフェで提供するメニューの

試作の様子をお届けしまーす!