明日からのスポーツキャラバンに向けて、
いま道南の八雲町に来てます!
明日からはキャラバンのご報告しますが、
その前に今日は中標津町のお話を
酪農のさかんな中標津町では、
ちょうど今頃が「一番草」収穫の最盛期。
…「一番草」ってナニ?
というコトで向かったのはコチラ!遠藤牧場。
ちょうどココで一番草の刈り取りが
始まるタイミングらしいので、
どんな感じか見に行って来ました👀
そこに待ち受けていたのは…
何やらデッカいマシン轟音を立てて動き出すと…膝の高さ以上まで伸びてた牧草が
豪快に刈り取られてゆく!
実に北海道らしいスケールの大きさ(笑)。
牛の餌となるコチラの牧草ですが、
こうしてその年最初に収穫する牧草が
「一番草」と呼ばれるのです。
ちなみに「二番草」の収穫期は
8月下旬~9月頭くらい。
道央などもう少し暖かい地域では
「三番草」まであるらしいけど、
冷涼な道東では二番草までらしいトラクターを運転してた遠藤洋志さん。
「乗ってみる?」と言うので言われるがままに乗ったら…そのまま運転することに(笑)。
豪快な牧草刈り取りシーンや
トラクター野郎B・Bのハンドルさばきは
コチラから動画でご覧ください↓
こうして刈り取られた牧草ですが、
牧草の生えない冬季間の牛の餌として
貯蔵されることになります。
貯蔵にはサイロで貯蔵する方法と
牧草ロールにする方法と
2通りあるんですが、
「サイロ」って言うとフツー皆さん
こーいうのイメージしません?↓こういう塔の形をしたヤツ。
でも実は、最近こういうサイロは
どんどん姿を消してって、
今はこんな形になってます↓まだ牧草入ってないんだけど、
前に大樹町の牧場で撮った写真がコチラ↓これがバンカーサイロと呼ばれる、
今主流のスタイル。
コンクリの壁の間に細断した牧草を積んで、
ブルーシート掛けてタイヤで重しをする、
ってイメージなのかな?
酪農も時代とともに進化していきますね。
そしてもうひとつの「牧草ロール」ですが、
こんなイメージ↓コレも「ザ・北海道!」って
イメージじゃないですか?
実はこの牧草ロール作り、
14年前の中標津での212ロケの時に
生で見させてもらって
そのスケールのデカさに感動しまして
今回も取材するつもりだったんだけど、
ちょっと時期が早過ぎて
取材が叶いませんでした💦
(ちなみに取材日は6月21日)
いずれにせよ、こうして貯蔵され
発酵した牧草が「サイレージ」と呼ばれ、
牛たちが美味しく食べる餌になるのです。
言わば「牧草の漬物」と言ったら
分かりやすいかな?(笑)
ご協力いただいた
JA中標津青年部の皆さんと📷
こんなデッカいトラクターの運転とか
貴重な体験になりました!「トラックの荷台にサイン書いといて~」
と言われたので、ご要望通りに中標津界隈でこのサイン見掛けた方、
もしいたらご報告ください(笑)。