さて、取材したネタが渋滞してる今日この頃💦
順番に紹介していきたいところですが、
「旬」は逃したくない!
というコトで本日は、昨日取材したばかりの
旬のネタをご紹介します
昨日の雨竜町訪問ですが、
メインイベントとして向かった先はコチラ!谷本農園。
雨竜町メロン部会会長さんのお宅です。
そう、今回この日程で雨竜を訪れたのは
ちょうど今が暑寒メロンの
収穫・出荷の最盛期だからなのです🍈弊ブログ3度目の登場、谷本貴志さん。
まずはちょっとお話伺います👂以前、「暑寒メロンの季節は
6月末~お盆くらいまでの約1ヵ月半」
って書いたんですが、今年は
天気に恵まれて収穫が前倒しになり、
実は昨日が一番最終の収穫日
つまりギリギリ取材に間に合ったという次第
谷本さんのところが一番出荷が早くて
初出荷は6月29日だったんだけど、
それ以来休んだのが1日だけで、
毎日収穫に追われる日々だったそうです💦見事に実ったメロン🍈
このメロンの収穫作業だけど、毎日
明け方4時半~5時頃から始めるそうです
甘みが一番乗る、って理由で
明け方の収穫だったけど、
それと同じ理由なんすか?ん~…それもなくはないけど、
谷本さん曰く一番の理由は「光の加減」。
実はメロンが「採りごろ」かどうかを
見分けるポイントは
「玉の色の抜け方」なんだそうです。
ちょっとコレを見てください↓谷本さんは「首元」って呼んでましたが、
実から枝が出てる元の部分、
左が白っぽくて右は濃い緑なの、分かります?
この部分、採りごろになると
色が少しさめてくるらしいんですね。
この首元部分はあくまで分かりやすい例だけど、
明け方の朝陽に当たると玉全体が
採りごろに近付くにつれて青→白へと
だんだん色が「抜けてくる」様子の
区別が付きやすいんだそうです
逆に日が高くなると、どの玉もみんな
黄色く見えてしまって見分けにくくなるんだとか。
コレは初耳!
とは言っても、こういう違いは
相当経験積まないと分かんないだろうな~
改めてプロのメロン農家さんに
リスペクト!です
さて、ではハウスから収穫された
このメロンを箱詰めしていきましょー!
一箱には8㎏、基本的に4玉程度の
メロンを詰めてくんだけど、
同じ箱には玉の形や大きさ、
網目の形なんかを見ながら
極力同じような玉を入れていきます。
たとえばコチラ↓右と左じゃ形が違いますよね?
↑コレも網目の形状が違う。
ひと口ににメロンと言っても、
やっぱ個性ってあるんですね(笑)。
そして箱詰めする前にするのが…メロンの玉磨き🍈
メロンの玉には産毛が生えてるらしく、
その産毛や汚れなどを取るために
食器用のスポンジを使って軽く擦るのです。ゴシゴシ…
ゴシゴシ…
まるでひとつの芸術作品を
仕上げていくように、心を込めて…そして磨いたメロンを箱に入れますが…
こんな感じで枝がはみ出します。
ちなみに谷本さんはこの枝を
「アンテナ」って呼んでました
とっても分かりやすいネーミング(笑)。
たぶんメロン農家さんみんな
そう呼ぶと思うんで僕もマネしますが、
箱に入れた後はこのアンテナの長さを
ハサミで切って調整していきます✂谷本さんのアドバイスを基に
左右バランスよく切っていって…完成!
ちなみに箱詰めの向きもこだわりがあって、
上の段と下の段でアンテナの方向が
逆になるように入れてくらしいですよ。
確かにこの方が美しく見えますよねという流れで箱詰め完了
昨日1日で谷本さんの所からは
58ケースが出荷されたそうですが、
昨日は最終日ということで
いつもに比べて少な目だったらしく、
多い時だと1日100ケースくらい
出荷する日もあったそうですよ
というコトで食べ頃のメロンを
ずっと見てた僕らの気持ちを察してか(笑)
谷本さんから「食べてみる?」との
嬉しい一言
そりゃーもちろん食べますとも!↑写真左側にアンテナ見えてますが、
このアンテナがしおれてきて、
メロンの「お尻」が少し緩くなってくると
食べ頃のサインらしいですようぉ~、メッチャ熟してる!
みずみずしさが伝わってくるでしょ?💧
それじゃいただきまーす♪いや~、マジ美味い!
メチャメチャ甘くて、みずみずしくて
…なんか月並みな言葉しか出て来ないけど💦
今まで食べたメロンの中で
お世辞抜きにダントツに美味しかったです
こうして出荷されたメロンは、
翌日札幌や旭川の市場でセリにかかり、
通常の流通ルートだと早くて出荷後
3日くらいで店頭に並ぶそうです。
つまり昨日出荷された最後の暑寒メロンは
週明けくらいに売られてるはず。
まだ今年食べてない方は
今がラストチャンスですよ!
ちなみにメロンは収穫後熟して食べ頃になるまで
最短で4~5日後くらいらしいから、
買ってから1~2日程度で食べるのが
タイミング的にベストなのかな?
そしてメロンを買った後は
常温で熟成させるのがオススメ。
更に食べる前2~3時間冷蔵庫で冷やすのが
美味しくいただくポイントだそうです!
さて、こうして箱詰めされたメロンは
この後出荷されていくんですが…
その模様はまた次回!