前回もちょっと触れましたが、
9月後半のこの時期、道内の米どころでは
稲刈りがさかんに行われています。
雨竜も町内至る所でコンバインが絶賛稼働中![]()
今まで米作りをずっと追い掛けてきて、
このタイミングを逃す手はない!
…というコトで、「新米祭り」の出番後、
稲刈り風景を見に行って来ました👀
一面、黄金色に色付いた田んぼ。
稲刈りの時を待っています🌾
ちょうどコンバインで稲刈りしてる
農家さんに出くわしました♪
一面に植わってる稲を一気に刈ってくのは
見てて気持ちイイですね![]()
なんかに似てるな~…ってずっと思ってたけど、
伸び切った髪の毛をバリカンで
イッキに刈り上げる感じ?(笑)
こう思うの僕だけ?![]()
面白いんでついつい見入ってたら
農家さんから「乗ってみる?」と聞かれ…
乗りました(笑)。
コンバインは何度も乗ってるけど、
基本的にレバーをちょっと動かせば
前にまっすぐ進んでくれるよう
全部セッティングしてもらってから乗るんで、
僕はそんな難しいことする必要ないんです![]()
一応動画も撮ったんで、そちらもどーぞ!
動画見ると、刈り取られた稲が
コンバインの中に吸い込まれてくのが
分かりますよね?
コンバインは一台の機械の中で
稲を刈り取って籾(もみ)を稲穂から外し、
籾とその他のゴミをふるい分ける、
つまり「刈り取り」「脱穀」「選別」
この3つの作業を同時に出来るんで、
「混ぜ合わせる」「組み合わせる」という意味の
「コンバイン」が名前の由来になってるんですね![]()
ノルディックスキーの複合競技も
「コンバインド」って呼ばれますが、
語源は一緒なのです。
機械の中に脱穀した籾がたまると、
時々こうしてトラックの荷台に
籾を積み込んでいきます![]()
一方で稲の茎部分は、細断されて
こうして田んぼにまかれていきます。
これは後で「すき込み」といって
土と混ぜ合わせて、今後の土壌作りに
役立てられるようですよ![]()
ご協力いただいたのは長谷川直己さん。
突然にもかかわらずありがとうございました!![]()
さて、こうしてトラックに積み込まれた
お米の籾はその後どうなるのか…?
コチラに向かいました↓
合同会社幸和。
稲の種まきから季節ごとの定点観測まで
これまで度々お世話になっております![]()
建物の中には何やら巨大な機械。
そこに、トラックの荷台から
積んできた籾を一気にリリース![]()
刈り取られた直後のお米の籾は
こんな感じになっております↓
ここからの作業について、
幸和の金山勇太さんにお話を伺いました👂
幸和さんの田んぼでの稲刈りは9月16日開始。
作業は大体10日間くらい続くそうです。
そしてお米はこの後農協へと納入されるんですが、
その前に各農家さんでひと手間入るんですね。
稲の籾の水分は、田んぼに植わってる時点で
約25%と言われてます。
但し、そのままでは長期保管が出来ません。
そこで、長期保管に耐えられるように
水分を落とす作業が必要になるんですが、
まず各農家さんが自分の所の乾燥機で
大体17%くらいまで一度乾燥させる、
いわゆる「半乾」(はんかん)
という作業をすることになります。
こちらがその乾燥機。
これで約1日ほどかけて「半乾」させた後、
ココで大きなコンテナに積み替えて、
農協の施設に持って行くことになります。
そしてこの後登場するのが
「ライスコンビナート」。
この施設で本格的な保管作業をするんだけど、
その紹介はまた次回詳しく![]()
普段何気なく見て来た稲刈り作業だけど、
こーして詳しく話聞くと勉強になるな~…![]()