由栗いも収穫体験。

カテゴリ/2023応援大使

引き続き由仁の話を

今回訪れたのは、由仁町市街地から

車で15分ほどの東三川という地区にある、

とある農家さん。そしてその一角にあるビニールハウスに

お邪魔しました。ハウスの中はこんな感じ↓去年の雨竜と言い、最近こういう

ハウスに行くこと多いんだけど

コレは何の作物だろう…?

今回はこちらの農場オーナー、

株式会社K’s food base取締役の

川端 祐平さんにご案内いただきます。

川端さんのシャツ見たらバレバレですが(笑)

実はこの作物は…さつまいも🍠じゃがいもならいざ知らず、

北海道でさつまいもってあんまり

なじみがない印象じゃないですか?

でも実は今、由仁町ではさつまいもを

特産品として推してるらしい

その辺について、川端さんにお話を聞きました。

川端さんの畑では、米・麦・大豆・

かぼちゃ・ブロッコリー・落花生など

様々な作物を作ってるんですが、

さつまいももそのうちのひとつ。

川端さんのシャツにプリントされてる

「そらち南さつまいもクラブ」とは、

由仁町とお隣の栗山町のさつまいも生産農家や

加工品販売などに関わる方々

30名ほどで構成される団体になります。

さつまいもはこの辺ではまだ新しめの作物で、

栽培が始まってからまだ10年経たないくらい。

由仁町はこれまでなかなかコレといった

特産品がなかったんだけど、

さつまいもは北海道ではまだ目新しいので、

そこに着目したそうなんですね。

 

でも、さつまいもって暖かい場所でしか

作ってないイメージあるんですが…

北海道でも育つんでしょうか?実はさつまいもは、北海道のような寒冷地でも

時間をかければちゃんと育つんだとか。

使ってるのは本州と同じ品種だけど、

本州より生育期間を1ヵ月くらい長く取って

栽培してるそうなんです。

こうして「ゆっくり畑の中で育てる」ことと、

仁」「山」の頭文字をかけて

「由栗いも」(ゆっくりいも)と名付けて

特産品として推していくことになったそうです。

う~んナイスなネーミング!

そらち南さつまいもクラブでは

2017年から栽培を始めたそうですが、

3~4年かけて収穫量を増やしていって

2020年頃からは町でもさつまいもを

特産品として推していこうという動きに。

由栗いもが発売になったのもその頃です。

ただ、さつまいもは夏の間生芋が持たないんで

夏も売り出せるように、

ゆにガーデンの時も紹介した

ソフトクリームやタルトなど、

さつまいも味の加工品も作って

販売しているのです

というコトで、ツアーの際は

由仁町の推す「由栗いも」の収穫体験

皆さんにしていただこうと計画中🍠

本来、由栗いもの収穫時期は

9月末~10月中旬くらいらしいけど、

ハウス栽培されたいもならば

9月中旬のツアー時でもOKだそうです

ちなみに掘ったさつまいもは

「キュアリング」という工程を経たのち

1~2週間ほど寝かせて初めて

美味しく食べられるらしいんで、

すぐには持ち帰れないそうです。

なのでそこは後日送ってもらうなり、

何とか対応したいと思います!

 

明日は別件ですが、「由栗」のもう一方

栗山町へ行って来まーす!

午後には帰って来るんで、試合開始後

PRブース(明日は雨竜町!)にも間に合えば

顔を出そうと思ってますよ!