引き続き由仁の話を
今回訪れたのは、由仁町市街地から
車で15分ほどの東三川という地区にある、
とある農家さん。そしてその一角にあるビニールハウスに
お邪魔しました。ハウスの中はこんな感じ↓去年の雨竜と言い、最近こういう
ハウスに行くこと多いんだけど
コレは何の作物だろう…?
今回はこちらの農場オーナー、
株式会社K’s food base取締役の
川端 祐平さんにご案内いただきます。
川端さんのシャツ見たらバレバレですが(笑)
実はこの作物は…さつまいも🍠じゃがいもならいざ知らず、
北海道でさつまいもってあんまり
なじみがない印象じゃないですか?
でも実は今、由仁町ではさつまいもを
特産品として推してるらしい
その辺について、川端さんにお話を聞きました。
川端さんの畑では、米・麦・大豆・
かぼちゃ・ブロッコリー・落花生など
様々な作物を作ってるんですが、
さつまいももそのうちのひとつ。
川端さんのシャツにプリントされてる
由仁町とお隣の栗山町のさつまいも生産農家や
加工品販売などに関わる方々
30名ほどで構成される団体になります。
さつまいもはこの辺ではまだ新しめの作物で、
栽培が始まってからまだ10年経たないくらい。
由仁町はこれまでなかなかコレといった
特産品がなかったんだけど、
さつまいもは北海道ではまだ目新しいので、
そこに着目したそうなんですね。
でも、さつまいもって暖かい場所でしか
作ってないイメージあるんですが…
北海道でも育つんでしょうか?実はさつまいもは、北海道のような寒冷地でも
時間をかければちゃんと育つんだとか。
使ってるのは本州と同じ品種だけど、
本州より生育期間を1ヵ月くらい長く取って
栽培してるそうなんです。
こうして「ゆっくり畑の中で育てる」ことと、
「由仁」「栗山」の頭文字をかけて
「由栗いも」(ゆっくりいも)と名付けて
特産品として推していくことになったそうです。
う~んナイスなネーミング!
そらち南さつまいもクラブでは
2017年から栽培を始めたそうですが、
3~4年かけて収穫量を増やしていって
2020年頃からは町でもさつまいもを
特産品として推していこうという動きに。
由栗いもが発売になったのもその頃です。
ただ、さつまいもは夏の間生芋が持たないんで
夏も売り出せるように、
ソフトクリームやタルトなど、
さつまいも味の加工品も作って
販売しているのです
というコトで、ツアーの際は
由仁町の推す「由栗いも」の収穫体験を
皆さんにしていただこうと計画中🍠
本来、由栗いもの収穫時期は
9月末~10月中旬くらいらしいけど、
ハウス栽培されたいもならば
9月中旬のツアー時でもOKだそうです
ちなみに掘ったさつまいもは
「キュアリング」という工程を経たのち
1~2週間ほど寝かせて初めて
美味しく食べられるらしいんで、
すぐには持ち帰れないそうです。
なのでそこは後日送ってもらうなり、
何とか対応したいと思います!
明日は別件ですが、「由栗」のもう一方
栗山町へ行って来まーす!
午後には帰って来るんで、試合開始後
PRブース(明日は雨竜町!)にも間に合えば
顔を出そうと思ってますよ!