長沼町ツアーで参加者の皆さんに
僕が一番見てもらいたいモノは、
「馬追(マオイ)の丘」と呼ばれる
丘の上からの絶景って話、前回紹介しました。
…で、ツアーの時どこから見てもらうのが
ベストなんだろう…?って、
役場の方と相談してる中で、
もう1ヵ所候補に挙がった場所がありまして。
そちらにも行って来ましたよ馬追蒸溜所。
馬追の丘の中腹に建つワイナリーです🍷
馬とブドウの木を象ったエンブレムの光る、
真新しい建物
212ロケ当時(2011年)はまだ無かった施設です。
コチラのバルコニーから見える風景も
なかなかスバラシいということで、
早速行ってみましょー!
おぉぉ~!
これまた絶景!実はココが取材日の最終行程で、
予定が押しに押して着いたのが
夕暮れ時になっちゃったんだけど💦
かえってこの雲間から差し込む夕陽が
幻想的な雰囲気を醸し出してました馬追の丘からの眺望は、こんな感じで
地平線に沈む太陽の見える夕景が
一番美しいんですよ
さて、バルコニーの眺望から先に
紹介させてもらったけど、
気になる真新しいこのワイナリー、
一体どんな場所なのか…お話を聞きました👂お相手は取締役の池岡 優介さん(左)と
常務取締役の村井 弥(わたる)さん(右)。
取締役という肩書を持ちながら、
お二人とも意外に若い!
せっかくなので、この眺めの良い
バルコニーでお話を聞きました
この施設は去年、2022年5月に
グランドオープン。
但しワイナリー自体は2006年からあって、
前のオーナーさんが開墾した土地で
ブドウ作りを始め、その後
趣味が高じたような形でワイン造りを始めて
「日本一小さいワイナリー」
と呼ばれていたそうです。
その後、2017年にこのワイナリーが
売却されたんですが、
前オーナーが池岡さんのいとこだった縁で
信頼出来る人に引き継ぎたいという
意向もあって池岡さんに声がかかり、
池岡さんが買い取って
事業を引き継いだとのこと。
しかし実は、池岡さんはその当時
ワイン造りは全くの未経験💦
最初は1人でやってたんだけど、
何の経験もなくやってくのは
さすがに厳しいと感じて、少ししてから
求人を出して加わったのが村井さんでした。隣町の南幌町出身の村井さんは
以前南幌で農業法人に勤めてたんで
農業経験はあったものの、
それまで作ってたのはキャベツとか
米・麦・大豆・ビートなどで、
果実の栽培は初めてだったそうです。
前オーナーから1年ほどワイン造りの
手ほどきはあったものの、最初の4年間は
未経験者だけで手探りしながら
かなり悪戦苦闘したそうですよ💦
しかしそんな中でも2018年~2021年の間
4年間かけてブドウの植樹を続け、
ブドウ畑も広げていって
現在では全部で10ヘクタールくらいの規模に。
そして更に2021年からはワイン造り歴
40年という大ベテランのこちらの方、園田 稔さんをスタッフに迎えて
翌22年にはこの立派な施設もオープン。
着実に事業を成長させてきました
最初建物を見た時は、さぞかし大きな企業が
お金かけて作った施設なんだろうな~、
みたいな印象受けたんだけど、
こういった経緯を聞くと
なんだか夢のある話ですよね~
…あ、ちなみに↑の写真の園田さん、
メチャ嬉しそうなお顔してますが、
かなり熱心にファイターズを
応援していただいてるようで、
取材に伺ったこと大層喜んでいただきました
ちなみにコチラがバルコニーに通じる
広いスペース。↑がバルコニー側の眺め。
窓が大きくて素敵
こんな風景眺めながら日々暮らしたい↑コチラは反対側、山側の風景。
ブドウ畑の風景が広がってます🍇
このスペースはショップにもなってるけど、
多目的ホールとしても使ってて、
年に何回かココでライブなんかも
開いてるそうですよ♪
ライブの時、観客は山側、
つまりブドウ畑の見える窓を背に座って
アーティストがバルコニー側で
演奏する配置にしてるそうなんだけど、
そうすると夕暮れ時に
夕景をバックにライブを見る形になって
かなりロマンチックな雰囲気になるらしい
で、肝心のワインですが
馬追蒸溜所で醸造されたワインの数々が
ズラリと並んでおりました🍷その中で完全に100%長沼町産、
馬追蒸溜所オリジナルのワインは
コチラの4種↓左からマオイ ヒマラヤ&ヤマブドウ・
そして蓬生(よもぎう)・雲隠・岩松。 他にもジンやブランデー、
ウィスキーなんかも造ってるそうですよ
↑こんな感じで施設見学も可能
(ショップや施設見学の営業時間は
土日祝の13~15時のみなのでご注意!)
ワイン好きの人にはたまんない場所だし、
ロケーション的にも映えますよね~
去年の秋には大黒摩季さんも
ココに来てたみたい↓
…という感じで、ココもかなりステキな場所
みんなにどこからこの風景を楽しんでもらうか…
ちょっと贅沢な悩みです