氷灯夜準備編。

カテゴリ/芽室町

ちょっと色々業務に追われてまして

ブログ更新が深い時間になりがちですが💦

話題はたくさん用意しておりますので

今夜も日付またいでお伝えしますね(笑)。

 

今週末、芽室町の冬まつりに行くんですが

先日の芽室訪問の際、

それにまつわる取材とのことで

とある場所に案内されました。一見何の変哲もない倉庫ですが…中には積み上げられたコンテナ。

中をのぞくと…あーわかった!

北国の方なら大体想像付くかとそう、アイスキャンドルですね。このアイスキャンドルが、芽室の冬まつり

「氷灯夜」(ひょうとうや)

使われることになるのです🕯

 

でも、コレってどーやって作ってんだろ?氷灯夜実行委員長の三浦啓太郎さんに

お話を伺いました。

この三浦さん、実は夏の「食農体験」でも

ドローン撮影でご一緒してます

 

アイスキャンドルは例年1月上旬頃、

4日間ほどかけて作られるそうです。実行委員会のメンバーと町の有志

大体20人くらいが集まるんですが、

まず朝9時頃、バケツに水を入れ…夜10時頃それをひっくり返す。

ちなみにバケツは900個ほどあるらしい😲そして翌朝、今度はお湯をかけて

バケツから氷を落とします。

そして空いたバケツにまた水を入れて

凍らせる…の繰り返し。コンテナ1つに140個くらいの

アイスキャンドルが入るそうだけど、

コンテナ23個分、計約3,000個の

アイスキャンドルが出来ると、

こうしてトラックに載せて…コチラの通称「観光倉庫」に移動。

そしてイベントまで保管されるのです。

 

三浦さんはじめ、町の方々に

氷灯夜の歴史についてもお聞きしました。氷灯夜は今から35年前、1988年に

当時の観光協会会長がフランスに行った時、

丘の上の教会の参道に

アイスキャンドルが並んでいるのを見て

「芽室でもやってみたい」と思い立ち、

約350個のアイスキャンドルを

展示したのが起源なんだとか。

そして翌1989年、元々やっていた

雪像コンクールの前夜祭として開催。

更に1991年からは「氷灯夜」と名付けて

毎年バレンタインデーに開催されるように

なったそうです。

当時はかなり話題になって、

NHKで全国放送もされて

10,000人くらい来場者があったそうですよ😲

それから約30年間、

すっかり芽室町の冬の風物詩として

定着した氷灯夜ですが、

2020年までは曜日にかかわらず

必ず2月14日のバレンタインデーに

合わせて開催されてて、

内容的にもバレンタインらしく

カップル向けやウェディングお披露目など

ロマンティックなものが中心だったそうな。

ただ、実行委員会会員の高齢化や

長期間にわたる準備作業の重い負担、

企画のマンネリ化なども相まって

一旦廃止の話も出たそうなんですね。

しかし町民からは「やっぱり残したい」

という声があって、第30回を迎えた

2020年をひとつの区切りとして、

2021年から体制を変更。

若手を実行委員に取り入れて、

若い人達に企画を託すことになったのです

そして日程も、人の集まりやすい

土曜日に開催することにして、

内容面もこれまでの特色を残しつつ、

よりファミリー層なども楽しめる

内容を取り入れていくことにしたそうですよ

 

三浦さんは2021年に初めて氷灯夜に関わり、

今回2年目(昨年は中止)で

実行委員長に抜擢されたそうなんですが、

かなりの重責じゃないんすか?三浦さん曰く、意外とプレッシャーはなく

楽しんでやってるそうです😲

ちなみに三浦さんは1989年生まれだそうで、

氷灯夜の歴史とほぼ同い年

幼稚園の頃イベントに出て

ハンドベル演奏なんかをした記憶もあって、

昔から親しんでたイベントに

自分が運営側として携われるのが嬉しい、と

三浦さんとは以前ドローン撮影を

一緒にさせてもらったことあるけど、

ドローンの他にもYouTube配信や

プロジェクションマッピングとか、

今までなかった新しい感性を取り入れて

やりたいことをやらせてもらってる、と

生き生きした表情で語ってくれました

氷灯夜もこれから新時代を迎えるワケですね

コチラが会場となる芽室公園今はただの雪原と木立ちですが…イベント当日はこんなイメージに↑イベントの最後には

花火も打ち上げ予定ですよ🎇

芽室町観光物産協会のチャンネルでも

YouTubeライブで配信予定。

僕もたぶん顔を出します(笑)。

この幻想的な風景、ぜひ生で見てほしいけど

行けない方もぜひ配信をお楽しみに!