エコランド山菜工房。

カテゴリ/中標津町

今回も中標津町のお話になります。

12月の中標津訪問は、時節柄

ふるさと納税絡みの内容が大半だったので

同じ系統の話続きますがお付き合いください

 

というコトで、今回案内されたのはコチラ。エコランド山菜工房。

…一体どんなところ???中はこんな感じで、厨房のような部屋に…瓶に入った漬物のような製品。

そう言えば↑の看板に

「行者ニンニク」って書いてあったなぁ…💡

 

ではお話を伺ってみましょう!ちょっと表情カタいですが💦

こちらが工場長の井芹(いせり)靖彦さん。

そしてこちらの会社は、予想通り

主に行者ニンニクを栽培して

自社で加工・販売している業者さんです。

…道外の方、「行者(ぎょうじゃ)ニンニク」

ってわかります?

北海道では比較的よく見られるけど、

道外ではどうなんだろ?

コチラで画像検索してもらえればと思いますが、

見た目は長ネギにちょっと似てて、

味はネギとニンニクの中間くらい?

(誰かもっと的確な説明出来る方いたら

コメント欄にお願いします

現在御年82歳の井芹さんですが、

以前は農業関係の技術・経営サポートを

するお仕事をされてて、定年退職後に

それまでの仕事の延長線として

行者ニンニクの生産に取り掛かったそうです。

井芹さん曰く、健康機能が優れてる植物は

たいてい美味しくないモノなんだけど、

行者ニンニクは健康機能が優れてる上に

食べても美味しい珍しい例だそうで、

それが行者ニンニクを作ろうと

思った理由だそうです

確かに僕も行者ニンニクは大好き

行者ニンニクは山菜として山の中に

生えてるイメージも結構あるんだけど、

最近は栽培もされてるそうで、

井芹さんの所では標津町との町境に近い

武佐(むさ)という地区に畑を借りて

栽培を行ってるそうです。

行者ニンニクは寒さに強い植物なので

中標津の気候は栽培に向いてるそうだけど、

町内で本格的に栽培・販売までやってるのは

この「エコランド」だけらしいですよ

ところでこの行者ニンニク、

実は充分な大きさに育つまで

なんと8年もかかるということで…ちょうど年ごとの比較写真ありましたが、

こんな感じで1年目には芽が地上にすら

ほとんど出て来ないらしい😲

行者ニンニク栽培は普段それほど

手は掛からないらしいんだけど、

こうして時間が掛かることが

一番苦労する部分らしいです。

値段がちょっと高いと言う声もあるようだけど、

この辺の事情も考えると納得かも

 

行者ニンニクの旬は4~5月くらいで

5月初め頃が一番美味しいそうだけど、

6月下旬頃になるとこんな風景が見られると

ある記事の写真を見せていただきました↓もっと寄りますね。光の具合でちょっと見にくいけど、

記事の見出しにあるように

「ぼんぼり」みたいなの分かりますか?

行者ニンニクはネギ属なので、

「ネギボウズ」にも似てますよね

コレ実は行者ニンニクの花でして、

こうして群生的に花が咲いてる写真は

人の手で栽培されてる場所でしか

見られない、珍しい風景だそうです。

 

こうして苦労して育てた行者ニンニクですが、

収穫後そのまま出荷されるものもあれば、

いろんな商品にも加工されていきます。

たとえばこれ。行者ニンニク旨味醤油行者ニンニク味噌

馬刺しとかはニンニク醤油が合いますが、

そういう赤身の肉類と行者ニンニク醤油は

すごく合うそうで、特に鹿肉に使うと

絶品らしいですよ

それから冒頭でお見せしたこの写真ですが↓コチラは行者ニンニクの醤油漬けですね

こういったいろんな加工品や

1本モノの行者ニンニクですが、

ふるさと納税にも出品されてますんで、

ご興味ある方はぜひ

「ふるさと納税 中標津 行者ニンニク」

検索してみてください

(↑の青字リンクからそのまま飛べます)

FAX対応になるけど直接の通販もあるんで、

ご希望の方はコチラをご覧ください。

 

…今日何回「行者ニンニク」って言っただろ?

でもお世辞抜きで行者ニンニク美味しいです♪

特に道外でご存知なかった方、

この機会にぜひ一度試してみてください。

美味くて飛ぶぞ!