では、雨竜沼探検の続きを
険しい山道と格闘すること2時間弱。やっと眼の前に湿原の風景が…
…と、その前にこんな看板。「靴底洗い場」と書いてあって、
湿原内に雑草の種を持ち込まないよう
靴底ちゃんと洗いましょう、って場所ですが要は沢を渡るので、イヤでも靴底は
キレイに洗浄されるという仕組み(笑)。
そしてこの沢を渡ると…遂に雨竜沼湿原の入口に到達しました!ココでしばしの間お昼休憩
エネルギーしっかりチャージした後、
湿原を廻る木道へと出発しましたほどなく「湿原テラス」に到着。
ここで改めてご紹介しますが、
今回の湿原登山でお世話になったこの方。雨竜町地域おこし協力隊の中村稜太さん。
現在3名いる隊員のうち、
主に観光関連を担当されてますが、
雨竜沼への訪問が今回でなんと21回目!
今年赴任3年目だそうなので、
実に年10回近く登ってることになります。
なので雨竜沼についてはかなり詳しい💡
いろいろアドバイスいただいて助かりました
そして、気になってる方いるかもですが
僕らが着てるこのTシャツ、
アウトドアブランドで有名な
あのモンベル社が製作してる、
中村さんプロデュースによる
雨竜沼のオリジナルTシャツなのです!
おしゃれだし、何より着心地がイイ
途中出会った登山客の方にも聞かれたけど、
実はこちら、雨竜町の道の駅限定商品。
気になる方はぜひ雨竜でお買い上げを
詳しい情報は↓をご覧ください!
湿原テラスから先の風景はこんな感じ。(※許可を得てドローン撮影をしています)
雨竜沼は東西2㎞、南北1㎞の範囲に広がり、
札幌ドームで言うと約18個分の面積。
その中に「池塘(ちとう)」と呼ばれる
大小様々な池?沼?が741個もあるのです。池塘の間を縫って続く木道。
向かって右側は「大沼」と呼ばれる沼です。木道の横に咲くエゾカンゾウの花。以前はこんな風景も見られたそうですが、
2015年頃からエゾシカが入り出し…↑こんな感じで食べられてしまうことが多いらしい
自然って本当にデリケートなバランスの上に
成り立ってるんですね…。
「浮島橋」という橋を渡ると、
木道は1周約4㎞のループに入ります。果てしなく続く静かな木道…。向こうに聳える山は、右が暑寒別岳(1,492m)、
そして左が南暑寒岳(1,296m)。
この道をずーっと奥まで進むと、
南暑寒岳への登山道に繋がっています。木道のすぐそばにエゾカンゾウと、
紫の花は…「ヒオウギアヤメ」かな?天気がイマイチで曇りがちだったけど、
池塘には暑寒別の山並みが
水鏡になって映し出されてました✨
こうして約1時間ほど木道散策を満喫。
登山がキツかった分、湿原の風景に
一層心が洗われました…
しかし…
上ったからには下りもある!
そう、この後あの険しい山道をまた
下りてかないと終わりじゃないんですよね💦 登山慣れた方はよく知ってると思うけど、
何気に下山の方が登山よりキツかったりする💦
帰り道はノルディックウォーキング用の
ポールを借りて使ったけど、
だいぶ役に立ちました帰り道の途中「白竜の滝」にも寄り道。蒸し暑い中火照った身体に
マイナスイオンを浴びて来ました(笑)。 しかしこの滝への上り下りが
また輪をかけて傾斜ハンパない💦💦
ロープに捕まらないと登れないくらい
僕のお尻が汚れてるのは、
この時滑って尻餅ついたからだと思われます
こうして夕方5時前、
スタート地点にやっと帰着。都合6時間弱ほどの長丁場となりました💦ユニフォームや靴はドロドロ
後処理が大変でしたが💦
おそらくマスコット・キャラクター界隈で
雨竜沼に到達したのは初なんじゃないかと(笑)。
ひとつ勲章が増えた気分です
訪問歴20回を超える中村さんに
雨竜沼のどの辺に一番魅力を感じるのか
聞いたんですが、彼曰く
「訪問するたびに違う表情・風景を
見せてくれるところに惹かれますね~」
とのことでした。
ちょっと覚悟と時間が必要だけど、
別の季節にもう1回くらい
訪問してみたい…かな~~???
なんか登山のキツい部分ばっかり
目立っちゃったかもしれないけど、
湿原の風景はホント一見に値するんで、
もしご興味ある方は装備しっかり揃えた上で
チャレンジすることをオススメしますよ!