日高本線。

カテゴリ/浦河町

今日は3月31日。

つまり年度の最終日になりますね。

年度変わりって何かと変化が付きモノですが、

浦河でもそういった変化があるということで、

コチラを訪れました。JR日高本線・浦河駅。

ちょっと看板見づらいですが…💦

既にご存知の方多いと思いますが、

日高本線の鵡川~様似間(116km)が、

本日をもって正式に廃止となります。

つまり、浦河町内の鉄道路線が

今日限りでなくなる、ということ。

実はこの区間、2015年1月の高波被害以来

ずっと不通のままだったんだけど、

様々な議論を経て、最終的には

そのまま廃線となってしまうことに😢↑これは2011年10月、

212ロケで終点の様似駅を訪れた時。

この頃はまだ列車が走ってました。

 

浦河への行き帰りの道中、

途中からずっと海沿いの道を走ってくんですが、

いつも海岸線ギリギリに延びる線路が

気になってました。こんな感じの風景が延々と続くんです。

「いつかココで海を眺めながら、

鉄道で旅したらステキだろうなぁ…」

なんて思いながら見てたけど、

とうとうそれは叶わずじまい。

時代の流れとは言え、寂しい話ですね😢

浦河駅の駅舎内へ。

こちらでは廃線を前に、

駅舎内で写真の展示が行われてました。 昔、鉄道が栄えてた頃の写真の数々。

僕は鉄道ファンってほどではないけど、

こういう昔の写真にはナゼか

メチャクチャ惹かれるんですよね。昆布干し作業のすぐ傍を走る列車。

この光景、どっかで見覚えあると思ったら…去年7月、昆布干し作業を取材した時

たぶん同じ場所だよね?😳

夕暮れが迫るホームに出てみました。

もう、列車が来ることのない駅。

廃線を前に、鉄道ファンらしき人達が

チラホラ訪れてましたが、

寂寥感が漂います…。2003年に浦河高美術部の生徒さんが

描いた絵が、ホームに展示されてます。ホームから国道側へと渡る跨線橋。

いつも道路側から見て、気になってました。

ちょっと上ってみます。地方駅のこういう跨線橋って、

なんでこんなに味があるんだろ?

なんか…想像通りの雰囲気でした☺

コチラは町外れにある日高幌別駅

浦河町内には、絵笛・浦河・東町・日高幌別

4駅があります。向こう(様似方面)に見えるのはアポイ岳。

こういう風景も、もうすぐ

見られなくなっちゃうのかなぁ…。これまでも不通区間は代行バスが走ってたけど、

4月からは「転換バス」として

交通網が新しく整備されるようですね☝

地方の活性化を考える上で、

「住民の足」って難しいけど大事な問題。

ノスタルジーに浸るだけじゃなくて、

未来に向けてどうしていくのか、

いろいろ勉強もしてかなくちゃですね✍

浦河駅での展示は4月4日(日)16時まで。

気になる方はぜひ訪れてみてください😉