B・Bコラム#76 日程のギモン

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さて今日はコラム再掲いきます!

今回は交流戦に関する話。

それではどーぞ!

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#76 日程のギモン

 2010年5月10日)

今僕は、函館遠征へと向かう道中でこのコラムを書いています。早いもので、この函館シリーズが終わると今年もセパ交流戦が始まりますね!僕もこれからの時期、遠征やロケが増えて怒涛のスケジュールに突入していきますが(笑)、一番楽しみな季節でもあるんで、今からちょっとワクワクしています。マスコット交流の予定は「B・Bニュース」内に順次アップしてますが、今年はセ・パ含め予想外(?)に札幌ドームに来てくれるマスコットが多そうなので、北海道の皆さんは大いに楽しみにしててくださいね♪

 

ところで!マスコット交流の予定も続々と確定してきている今日この頃ですが、交流日程を組むうえで、僕が前からずっと気になっていることがひとつあるんです。おそらくファンの皆さんも、同じことを感じてる方が少なくないはずだと僕は確信してますが…毎年交流戦の日程が、ちょっとワンパターンだと思いません?

つまり──同じチームとの対戦が、毎年ほとんど同じ時期、同じ曜日に来るんですよね。具体的な例を挙げると、たとえばファイターズの場合札幌での阪神との対戦が、必ず5月末(もしくは6月頭)の土日にくる。そして広島・巨人との対戦は必ず平日。これは交流戦がホーム・ビジター各2試合制になった2007年以降、ナゼかずっと変わっていません。2試合制は今年で4回目だから、単なる偶然とは思えないんですが…。

なんでこんなこに物申すかと言うと、試合の曜日ってマスコット交流を組むうえで結構重要なポイントになってくるんですよ。やっぱり交流をするなら、お客さんの多く入る土日が望ましい。パ・リーグ同士の試合なら、数ある試合の中から土日を選んでマスコット交流を組めばいいんだけど、セパ交流戦になると試合が限られるから、平日に組まざるを得ない場合も出てくる。チームによっては「平日にわざわざ札幌までマスコットを寄越すのはどうも…」って話になる場合もあるし、時期についても、毎年同じ時期に同じカードが入ると、スケジュールの都合上マスコットを派遣しづらいとかの事情が出てきたりもするんですね。

 

ある程度日程に精通しているファンの方なら気付いてると思いますけど、交流戦の日程の組み方にはある「パターン」があるのがわかります。セパ共に、地区別に2チームずつに分かれてますよね。パリーグの場合はウチと楽天が「北地区」、西武とロッテが「中地区」、オリックスとソフトバンクが「南地区」って具合に。セリーグも然りです。そして「北×北」→「北×南」→「北×中」といった感じで、順繰りに各地区ごとの対戦が組まれていく。つまり、ファイターズと楽天はある意味「ワンセット」になっているわけです。

日程編成に携わっている球団の営業担当に話を聞くと、各チームの移動効率等を考えてこういうシステムになっているとのこと。これは理解できます。でもそれなら、たとえば何故札幌の阪神戦は毎年土日で、広島戦は毎年平日なのか?ココが疑問なんです。逆に言えば、仙台での楽天×阪神戦は毎年平日で、広島戦は毎年土日ということになりますよね?移動の効率を考慮に入れたとしても、これを1年ごとに平日と土日を入れ替えたりすることは決して難しいことじゃないと思うんですけど…。

今回はマスコット交流絡みでこういう話をしてますけど、ある決まった曜日や時期に特定の対戦カードが偏るのは、球場に来られるお客さんにとってもいろんな不都合が生じるはず。仕事や家庭の事情などで平日来られない人もたくさんいるだろうし、逆に土日に来るのが難しい人だっていると思う。北海道の場合5月末の週末に運動会が行われる学校が多いから、小中学生のいるご両親とかは、いつも阪神戦に行きづらいなんて状況だって出てきますしね。特に試合数の限られる交流戦は、様々なファンに様々な対戦を見てもらうためにも、日程編成はより工夫が必要になると思うんです。

何かの記事で目にしたことのある話ですが、アメリカのメジャーリーグでは日程を組む「専門家」がいて、同じスタッフがずっと日程編成を一手に引き受けているとか。メジャーの場合、広大な国土に30ものチームが散らばっているわけですから、毎年効率良く、しかもワンパターンにならないよう日程を組むためには、物凄く緻密で複雑な計算が要求される、と。日本もこのへんをもう少し見習って、もっと毎年の日程に変化を持たせるとか工夫はできないモノなんでしょうか?

余談ですが、日程に関する疑問は他にもいろいろありますね。その最たるものが、ここのところずっと恒例化してしまっている「セ・パ別々の開幕」。あれも、もうそろそろどうにかならないもんでしょうか?大抵の場合パ・リーグの方が先に開幕して、1週間くらい遅れてセ・リーグが始まるんですけど、こちらがもう公式戦をやっているというのに、セの方はまだオープン戦やってるって状況に違和感覚えるのは、たぶん僕だけじゃないでしょう。

それとよく言われるのが、公式戦が終了してからポストシーズン(クライマックスシリーズや日本シリーズ)まで、やたら間が空いてしまう日程。これも選手の調整を狂わしたり、盛り上がりに水をさしてしまう元凶として、ずっと前から指摘されてますよね。

 

話題がマスコットからだいぶそれましたが、要は日程の組み方ひとつにしても、効率ばかりを追い求めず、もっとお客さん目線で楽しめるように工夫する──これもファンサービスの重要な要素のひとつだと思うんですよね交流戦も6年目を迎えて「マンネリ感」を持たれないためにも、その程度の努力は、大した負担にはならないと思うんですが…ファンの皆さんはどう思われますか?

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交流戦は2005年から始まって

今年で20回目を数えたことになりますが、

途中何回か方式変わりましたよね。

最初の頃は計36試合あって

1ヵ月半も続いたから、さすがに

「ちょっと長いな~」と感じてました

で、次はセ・リーグ各チームと

ホーム・ビジターで2試合ずつになって

これまた「日程が変則的だな…」と💦

結局2015年から続いてる現行の18試合制が

一番現実的なのかな、と僕的には感じてます。

やっぱり1週間は7日なので、

「3試合+3試合+1日移動日」

ってパターンが一番しっくりくるな、と。

 

僕はここんとこ試合から離れてるんで

あんまり試合日程気にしてなかったけど、

このコラム書いた当時引っ掛かってた

日程の組み方って今どうなってんだろ?

と思って調べてみたら、

ココに詳しく説明されてました。

今は少し複雑になって、以前ほど

ワンパターンではなくなってるかなぁ?

ここ4年ほどは、阪神戦が最初で

中日戦が最後に来ることが多いけど

ちなみにメジャーは全30球団あって

各リーグ15チームずつと奇数だから、

日本みたいに期間をキッチリ決めて

交流戦やるんじゃなくて、

常にどっかのチームが交流戦やってる形に

なってるみたいですね。

まぁ好みは人それぞれだと思うけど、

僕はメジャー方式の方が好きかな?

マスコット交流組むとしても、

あんまり一定期間に集中すると

スケジュールがキツいですしね💦

 

このコラムはマスコット交流絡みの

視点から書いた内容なんで、

状況がだいぶ変わった今では

もうそんなに書くこともないんだけど、

要はもっとファン目線で

自由な発想でもいいじゃん?

ってトコでしょうかね

当時の日程もそうだし、

以前は球場の造りもどこも画一的だったり、

日本人って結構キッチリしすぎる

印象を持ってましたけど、

最近はちょっとその風潮も変わってきて

もう少し多様化してきてるかな?

「オマエが言うな!」

ってツッコまれないように、

僕も常に頭を柔軟にしとかなきゃですけど

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