B・Bコラム#85 時代

カテゴリ/B・Bコラム

前回の記事に対して、

たくさんのとコメント

ありがとうございました!

普段あんまり書き込みされない方からも

たくさんコメントいただいて、

こんなに多くの方に支えられてたんだなぁ…

って、胸がアツくなりましたよ

 

さてさて。

では引き続き前に進みますが、

今日は残り2回に迫ったコラムの再掲。

今回は8年4ヵ月前、2017年のもので

「世代交代」についての話になります。

ではどうぞ!

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#85 時代

(2017年1Ⅰ月26日)

大変ご無沙汰しております。「B・Bコラム」、実に4年10ヵ月振りの更新でございます。このコラム、まだちゃんと生きてますからね!

さて、今回も僕から皆さんへ「伝えたいこと」があってのコラム更新ですが、今回は特に、とても重要なお知らせになります──。

 

今日(2017年11月26日)、僕はファンフェスティバルで、僕達の今後について以下のような発表をしました。

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■B・Bはグラウンドでの活動は今シーズンで一区切りとし、来年からは地域貢献をメインの活動の場とする。

■2018年は「北海道」が命名されて150年。地域貢献活動への足掛かりとして、来年はその「北海道150年事業」に「みらい大」として関わっていく。

■フレップは見習いを卒業、正式メンバーとしてマスコットチームに迎え入れる。今後グラウンドではフレップが中心となり、ポリーと共に試合を盛り上げていく。

******************************************* ──突然のことで、皆さん驚かれたかもしれません。補足も兼ねて、ここで詳しく説明させてもらいますね。

 

僕がファイターズのマスコットとしてデビューして、かれこれ14年。その間に5回のリーグ優勝と2度の日本一を経験させてもらい、日本を代表するような数々のスター選手の活躍する姿を、僕は目の前で見てきました。

厳しいプロの世界では選手の移り変わりは激しく、北海道初年度の2004年から今も現役のままファイターズに残るのは、田中賢介選手ただ1人だけ。そんな中、僕はできる限り「変わらない存在」であり続けたいと願い、ここまで走り続けてきました。

しかし、マスコットとて機械ではありません。時間と共に、様々な変化は嫌でも起きてくる。マスコットの場合、選手とは違って永遠の命を得る「特効薬」があることはあります。但し、それは「記憶」という大きな代償と引き換えになり、そのマスコットに想いを持ってくれるファンの心に大きな傷を残すことになります。ファンは事情を知る術もないまま、その傷をただ受け入れるほかない。僕は今まで、そんな心の傷を経験した他球団マスコットファンの方から、「せめてB・Bだけはそうならないで…」というお手紙を何度もいただきました。

僕は常々、マスコットにとって一番大切なものは、ファンとの「記憶の絆」だと考えています。一番大切な記憶と、永遠の命──どちらが重いかは、マスコット達にとって永遠の課題。そこに絶対的な正解はないと考えています。世間一般では今までの「常識」が正解なのかもしれないけど、その常識は果たして、ただ無条件に受け入れなければならないものなのだろうか…?

 

そして僕にはもう一つ、取り組んでいかなければならない大切な課題がありました。それが「地域貢献」です。

ファイターズは地域密着の成功例として取り上げられることが多いけれど、まだまだやらなければならないことは多い。僕もこれまで「212物語」や幼稚園訪問などで道内あちこち駆け巡ってきたけど、残念ながら体はひとつ…試合の合間を縫いながらでは、スケジュールには自ずと限界があったんですよね。

それと212物語で道内を回るうち、北海道の抱えるいろんな課題も僕は目の当たりにしてきました。僕達をずっと支え続けてきてくれた北海道のために、僕が何かもっと恩返しできることはないものか?でも現状のままでは、その課題に本気で取り組んでいる余裕もない…。

 

もうかれこれ6~7年くらい前からになるでしょうか…僕はこの「2つの課題」について、長い間ずっと考え、そして球団と話し合いを重ねてきました。この2つは全く別問題に思えるでしょうけど、色々考えていく中で、僕の中では一緒に解決できる方法があるんじゃないかと思えてきたんですね。一番現実的で、ファンにも極力納得してもらえるような方法が。

 

それが、マスコットの「世代交代」なんです。

 

つまり、ファイターズに1人新しいマスコットを増員する。新マスコットはいきなり僕にとって代わるわけではなく、当分の間一緒にグラウンドに立ちながら、ファイターズマスコットチームの「魂(スピリット)」をしっかり継承していく。そして成長し、ファンの皆さんにもその存在を認めてもらえるようになった頃、グラウンドを彼に任せて僕は地域貢献活動に出て行く──。これならば、僕も姿を消すことなく、これまで築き上げてきた認知度を活かして地域貢献に集中していけるし、グラウンドでも新マスコットが元気な姿で盛り上げ続けることができます。

これまで日本プロ野球ではどこもやったことのない、「マスコットの世代交代」という手法。間違いなく賛否両論はあるでしょう。でも、絶対的な正解のない問題だからこそ、前例や常識に捉われず、多くのファンに納得してもらうためにはこういう選択肢もあるんだと提示していくのが、ある意味ファイターズらしいんじゃないかとも思ったんです。

そんな時に出会ったのが、フレップでした。最初の頃はどうかと思ったけど、彼も彼なりに努力して、特に今年少しずついろんなことができるようになってきた。そして奇しくも、来年(2018年)は北海道が命名されて150年の記念すべき年。全道を上げて、北海道の未来のために新たな一歩を踏み出そうという動きが起こっています。きっとこれも何かの運命。僕が次のステージに向けて踏み出すタイミングは今だ、というメッセージなんだろうな…と考え、全て納得したうえでこの結論を出しました

 

今後僕は、2018年に行われる「北海道みらい事業」に関わらせてもらいながら、将来本当の意味での北海道への地域貢献にどう役立っていけるのかを模索していきます。テーマがあまりにも大きすぎて、具体的に何をしていくのかはまだ全くの手探りですが、来年中には何とかしっかりと形にしていきたい。

一方、球場では今後フレップとポリーの2人で頑張ってもらいます。フレップは正直まだまだ頼りないけど、曖昧にしておきたくはないのでここで明言しておきます。来年以降、ファイターズのメインマスコットはフレップです。

おそらく、ファンの皆さんの意識の中で本当に「メイン」と認められるようになるには、あと数年はかかるでしょう。でもそれまでは、しっかり者のポリーにも支えてもらいながら、2人でファンとの信頼関係をしっかり継承していってほしい。

僕も時には、2人の様子を見に球場に顔を出します。もちろん地方のイベントなどにも積極的に行くので、ファンの皆さんと会う機会はこれからもたくさんあるはず。ファンフェスでの突然の発表だったんで、ちゃんと球場で多くの皆さんに一人ひとり挨拶できるように、来年のオープン戦までは基本的に毎試合出るつもりではいますしね。これは、決して「引退」じゃない。活動のフィールドを、球場から北海道という、より大きなステージに広げるための「スタート」なんです。もう皆さんと会えなくなるわけでは全くないので、安心してください!

 

…とか言いつつも、僕の中では正直言って不安だらけです。一体僕に、将来やることがちゃんとあるのか、本当に北海道の役に立てるのか、そのうちファンの皆さんに忘れられはしないか…?この「マスコットの世代交代」というシナリオの是非も含めて、本当に上手くいくかどうかは10~15年くらい経ってからでないと分からないでしょう。けれどこれは本当に長い時間をかけて、何が本当にファンにとってベストなのかを熟考した結果出した答だという事を、皆さんに分かっていただければ幸いです。

時代は刻々と変わっていきます。マスコットも時代と共に、新しいスタイルを模索しながら変わっていかなければならないのかもしれない。けれど、決して奇抜なものだけが新しさではない。継承していくもの、変わるべきもの──この2つをしっかり見極めながら、ファンの皆さんにはこれからの僕達を、厳しく、そして温かい目で見守っていっていただければと思います。

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この年のファンフェスも、

僕の中では強く印象に残るものでした

マスコットの世代交代。

NPBでは前代未聞のこの試みは、

本文中にもあるとおり

メチャクチャ長い時間と手間をかけて

熟考と話し合いを重ねて導き出した手法で、

決して単なる思い付きなんかじゃありません。

いろいろ考えを巡らせた中には、

歌舞伎とか大相撲の世界によくある

「□代目〇〇」みたいな感じで、

演者や芸風は変われど

由緒ある名前を「襲名」するような

日本独特の方法も考えたりしたなぁ…。

でも、やっぱりコレが最も理想だよね、

って結論に行き着いて出した答なんで、

僕の中には今でも一片の後悔もないですね。

懸念された「賛否両論」も、僕が知る限り

マスコットファンの方々からは

「よくぞこの方法を選んでくれた!」

という賞賛の声が大半でした

 

ただ…この世代交代から8年を経て

いろんな経験や環境の変化を経たうえで、

仮に今他球団が同じようなシナリオを

考えてたとしたら…

正直、僕はあんまり推奨しないですね💦

勿論この選択が間違ってたとは思ってないし、

理論上理想的だとは今でも思うんですが。

主な理由は3つくらいあります。

 

まず第1に、マスコット視点でやりづらい

新旧のメイン、似た系統のキャラが

2人並び立つと、どうしても比べられます💦

特に「新しい方」にとっては

それがかなりのプレッシャーになる。

もしそれを凌駕するような能力や個性が

あるんなら話は別なんですが…。

 

第2に、世間に正しく伝わりにくい

僕このブログで再三再四言ってますけど、

数万人が来てたファンフェスの場で

これだけ大っぴらにセレモニーやって

ある程度ニュースにもなったのに、

「B・Bは引退した」って

勘違いされることがどれだけ多いことか💦

「ファイターズのマスコットB・B」

なんて書かれたり、

「B・Bはファイターズを離れて

北海道のマスコットになった」

みたいな的外れなことを

まことしやかに語る人も数限りなく…。

めちゃストレスになります

 

そして第3…実はココが

一番重要なポイントなんですけど、

組織側にこのストーリーを正しく理解して

しっかり受け継いでいく姿勢がないと、

この手法を正しく成立させるのは

なかなか難しいですね。

組織って年月が経つとどんどん

人が入れ替わってくじゃないですか?

だからヘタをすると、

これだけ熟考して導き出した答が

その時々の人の考え方や思い付きで

変に歪められてしまう可能性だってある。

一般ファンに「オワコン扱い」されるのは

百歩譲って我慢するとしても、

もし身内にまでそんな扱いされたら

きっとやり切れない気持ちになるでしょう💦

本来、万が一そんなことがあったら

正しく受け継いでいこうよ、って

誰かが声を上げて軌道修正すべきなんだけど、

今の時代、球団がマスコットに対して

いちいちそこまで気にしてくれるのかな?

ってのはスゴく思いますよね

まぁ、マスコットの世代交代なんて

みんながみんなやってたら大変なんで、

そもそもそんなこと考える球団は

ほとんどないでしょうけど

 

ちなみにこのファンフェスでは

当時の髙橋はるみ知事がご来場いただいて、

花束贈呈をしていただきました↓ 僕がブログ終了のお知らせとかしてるから、

何かこういった発表とかセレモニーとか

近いうちあるのかな?って思う方

もしかしたらいるかもしれませんが…

そんなものは全く何も予定されてないんで、

そこは期待も心配も無用です

 

ところで、このコラムで使った

「特効薬」という言葉。

書いてるうちふと降りて来た言葉ですが、

SNSとかではマスコットファンの方々に

随分引用していただきました。

去年のつば九郎の一件の時とかも。

特効薬を使ってほしい人、ほしくない人、

考え方は人それぞれだと思いますが、

僕はもちろん「特効薬」は

自分の意思では絶対に使いたくない派です。

ただ、どうするかを最終的に決めるのは

僕自身ではないので、皆さんにはそこを

忘れずに伝えておきますね🙇🏻

コメント

3 件のコメント

  • 秘技メガネずらし より:

    お疲れさまです!
    球場でたまにお会いする男×男の若いほうです😂

    B☆Bファンの妻と4月のエスコン(ホークス戦)に行く予定です!

    試合日の地域ブースには立つのでしょうか…
    球場でB☆Bと会うのをかなり楽しみにしていて気になります…

    • B・B より:

      >秘技メガネずらしさん
      ぜひ、一つ前の記事をお読みください🙇🏻

  • さきえる より:

    この時のファンフェスはチケットが取れなくて😱このコラムで詳しいこと知った。
    今でもけっこう勘違いしてる人多いよね!
    私もこれ以降周りの人にB・Bのファンで、、って言うとB・Bのことは知ってても現状を知らない人がほとんどだったな〜
    めげずに伝えたけど👍🏻

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