ニセコの気になるお店シリーズ#2。~ニセコ髙橋牧場・前編~

カテゴリ/ニセコ町

まず最初に業務連絡をひとつ

11月のスケジュールお知らせ

出演告知してた11/13(木)のイベントですが、

先方都合により出演ナシとなりました

なのでその日見に行くつもりでいた

奇特な皆さんが万が一いたら、

申し訳ありませんが予定はバラしてください

 

…というコトでニセコの話、続けます。

今回は久々の「気になるお店」シリーズ

今回お邪魔したのはコチラです!ニセコ髙橋牧場。

いつ行っても観光客で賑わってる、

言わずと知れたニセコ町の人気スポットです

僕も212ロケや8月のツアーなど

これまで何度もお邪魔してる場所でして、

いつかちゃんと紹介したいな~…って

ずっと思ってました

 

ではまずお店について

詳しい話を聞いてみましょー👂

お話を聞いたのはコチラの方↓

営業部長の高井 啓さん。

ヨロシクお願いします!

 

まず髙橋牧場の歴史から話を伺いますね髙橋牧場は牧場としてこの場所で

牛を飼い始めてから60年ほどになるけど、

現在ある店舗が最初に開業したのは1996年。

来年で30年目を迎えることになります。

そして実はこの「1996年」が、

ニセコにとっては大きなターニングポイントと

なった年だそうなんですね。

今は国際的なリゾート地として知られる

ニセコエリアも、それ以前は

普通の地方の町という雰囲気でした。

冬はスキーで賑わうけど、

夏の間は温泉巡りの湯治客などが頼りで、

家族層の観光客はあまり多くなかった。

そしてスキーの人気も1990年代前半に

最盛期を迎えたと言われるんだけど、

その後90年代半ばからスキー人口は

極端に減少し始めます。冬の雪質は良いんだけど、

夏に仕事がないと通年での商売ができない💦

夏の間も来訪者を呼び込むために

「観光でやっていかなければ」

皆が同時的に舵を切り始めたのが

この1996年頃なんですね。

別に示し合わせたわけでもないんだけど、

この年にニセコでいろんな事業者が

アウトドアやスノボショップなど

観光関連の店を始めたそうなんです。

つまり、ニセコエリアの将来に向けて

皆が「種まき」を始めたのが、

この1996年のことでした

そしてその1996年に、ニセコの道の駅

「ニセコビュープラザ」もオープン。

髙橋牧場はその頃牧場経営が苦しく、

牧場経営をやめるか、何か他の対策を

打たないといけない状況だったそうですが、

そんな時にちょうど道の駅で

ソフトクリームを作れないか?

という打診があって

ソフトクリーム販売を始めたのが、

今のスタイルの始まりだったようです。

そんな経緯で

ソフトクリーム作りを始めた髙橋牧場。

高井さんは2011年に入社したそうですが、

その年には1軒目のレストランが開業。

その後2016年に2軒目のレストラン、

2020年にはチョコレート店など

4~5年に1回新しい事業を増やしてきて、

現在は有名なニセコミルク工房をはじめ

レストランが2ヵ所

「レストランプラティーヴォ」

「ピザショップマンドリアーノ」)、

さらには「カカオクラウン」

バームクーヘン工房、

土産店やアウトドアショップ・

野菜直売店などたくさんの店舗が並ぶ

一大観光スポットになって

順調に成長を続けているようです現在では国内国外含め

たくさんの観光客が訪れる髙橋牧場ですが、

海外からのお客さんに関しては

比較的アジア系が多くて、

香港・シンガポール・マレーシアなどの方が

北海道の乳製品に憧れを持って

訪れてくれることが多いそうですよ

 

では、そんな髙橋牧場が商品作りにおいて

いつも大切にしてることって何かありますか?高井さん曰く、髙橋牧場では

「とろける感じ」や「ミルキーさ」など

牛乳の特徴を感じられる商品づくり

常に意識しているとのこと。

商品を作る時は、お土産として

日持ちするものを求められることが

一般的には多いけど、

髙橋牧場では添加物は必要以上に使わず、

出来る限り自然な素材を使うように

心掛けているそうです。

その結果賞味期限が短くても良いじゃないか、

ウチはそれしか売りません、という

スタンスを通してるそうですよそれから、一般の観光牧場では

定番のお土産商品の製作を外部委託して

売るのがよくあるパターンだそうだけど、

ここでは自分達の手で最終的に商品を

作りたいというのが基本的な考え方なので、

髙橋牧場の牛乳を外部の業者に卸して

菓子製品を作ってもらうということは

基本的にしていないそうです。「なのでビジネスは

大きくなれないんですよね~」

苦笑する高井さん。

いや、傍から見ると

充分成功してるように見えるけど

でもそういうこだわり、

激しく同意ですね~👏

たとえ規模は小さくても、

一つひとつ心のこもった

こだわりの商品やサービスを提供する。

形は違っても、僕が理想とする

スタイルに通じるものを感じました。

そのポリシーを貫いて

たくさんのお客様に愛されている髙橋牧場。

お話を聞いてまさにリスペクト!ですね

 

では実際に牧場内のいろんなお店を

案内してみたいと思いますが、

話が長くなったんで後編に続きます!

コメント

2 件のコメント

  • しの より:

    ありがとうございます😊
    ほんとに頑張った証ですね。

    いつか奇特な方になりたいです(笑)

  • くま牧場長 より:

    こんばんは。出演見合わせ悲しい。くま被害増えてるのが絡んでるのかな。高橋牧場事業増やしててけっこう手広くやってる感あるけどなあ。こだわり持ってやってるとこはB・B好みだと思う。ちなみにニセコの名前初めて知ったのは小学生の時、ニセコという列車の名前からだった。さすがに今は走ってないと思う。

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