みんなのもりのくまさん。

カテゴリ/士幌町

皆さんタイトル見て

「?」ってなってると思うけど(笑)、

士幌町の話題をもうひとつ

今回は「気になる」シリーズではないけど、

コチラの施設についての紹介です↓みんなのもりのくまさん。

場所は士幌の市街地ど真ん中、

前に紹介した「寿し大洋」「祥」

すぐ目と鼻の先にあります。

で、時は6月にさかのぼりますが

士幌町の移住対策について取材した時

使わせていただいたのがこの施設でした。

中はこんな感じ↑僕らが着くとちょうど奥様方が

オカリナの練習中でキーボードあったんで適当に弾いてたらいつの間にかセッションになって

しばしジャムってました(笑)。

 

…おっといけない、仕事だった!

てコトでその後移住の取材しましたが、

そもそもこの施設ってどういうトコ?

って興味が湧きまして

で、急遽お話を聞いたんですが

紹介するタイミングを逃して

今頃になってしまいました…

スイマセン!💦

 

というワケでお話を聞いたのはこの施設の「コーディネーター」

つまり店長的な存在の中村 靜さん。

自称「静かじゃない靜さん」だそうです

実はこの靜さん、9月の「じゃがいもまつり」

に出た時、僕の横でじゃがいもに扮して

MCされてた方です(笑)↓

で、この「みんなのもりのくまさん」、

正確には「共生型常設型居場所」

と呼ばれる類の施設だそうで。…って言われてもよくわかんないっすよね

もーちょい伝わりやすく言うと、

町民が自由に集まって、音楽とか編み物とか

好きなサークル活動などを行う場所

って感じですかね

元々、この場所は町の呉服店でした。

しかしその後空き店舗になり、

空き店舗対策として

地元の民間企業が入って雑貨店を経営。

さらにまたその後業態が変わって

「コミュニティカフェ」になったのが

5年前、2019年のことでした。

靜さんは元々地域おこし協力隊員として

士幌に来たんですが、ちょうどその2019年が

地域おこし任期終了のタイミングと重なり、

店長に就任したそうなんですね。

ところが、その翌2020年からコロナ禍に

飲食での経営が厳しくなってしまい、

町民が密を避けながらある程度自由に

やりたい活動をするための場所を

提供する「場所貸し型」の施設への

転換を余儀なくされます。

そんな中で町の社会福祉協議会と繋がり、

「こういう場所は公的に町から助成を受けて

やっていくべきでは?」という提案をもらい、

昨年から社会福祉協議会が母体となって

運営する「共生型常設型居場所」になって

現在に至る、というワケなんですね。

 

ちなみに店名の

「みんなのもりのくまさん」ですが、

以前運営していた「森産業」さんという会社が

店名を町民から募ったところ、

社名の「森」から「雑貨もりのくまさん」に🐻

通称「もりくま」としてなじんでたので、

雑貨屋からコミュニティカフェに

変わった時も、当時のオーナーが

「いろんな町民がみんなで集える場所として

『みんなのもりのくまさん』

いいんじゃない?」ということで

この名前になったらしいですよ

この「もりくま」ですが、

サークル活動が参加費として

¥100いただいているほかは、

基本的に誰もが無料で使える

「フリースペース」

(町外の方も利用可能です

自分の食べたい物や飲みたい物の

持ち込みもOKだけど、

施設のコーヒー等の飲み物も¥100ポッキリ、

さらに子どもはドリンクも無料です営業は10:00~16:30で、

今の来客数は大体1日15~16名くらい。

ベビー連れのママさん達が

買い物帰りに寄ったり、

15時過ぎくらいになると

学校帰りの子ども達も遊びに来たり

あと、今年の夏からはエアコンも付いたので

暑い季節に「避暑地」になるという

役割も加わったらしいですよ

(コレ、エアコンの普及率が低い

北海道では意外と大事です!

ただ町民の認知度はまだまだで、

「もりくま」の名前は知ってても

どんな場所なのか知らない人も多いんで、

もう少し利用者が増えてほしいところ

靜さん曰く、「ここでの過ごし方を

分かっていない人がまだ多い」とのこと。

たとえばお母さん方が自分で何か

新しい趣味を始めたり、

お茶をして過ごしたりする文化が

まだあまり見られないらしいんですね。

自分がやりたいことや楽しいことをすれば

こんなに幸せな気持ちになるんだということを

もっと知ってもらえる場として

活用してほしいと願ってるそうです

僕らが取材してる間、バックではずっと

奥様方が練習してる音楽が聞こえてて

ほんわりした空気が流れてた「もりくま」人が孤独に陥りやすい今の時代。

こういったコミュニティーが過去に

人の命を救った例もあって、

もりくまのサークル活動を

体調不良でお休みしたいと連絡のあった

おばあちゃんの家をメンバーが訪ねたところ、

脳梗塞の症状が出ているのを発見

みんなの協力で救急車を呼んで、

一命を取り留めたことがあったそうです💦

こういう、老若男女世代を超えて

いろんな人が交流できる場所って

ホント必要ですよね

町外の方は実際に使う機会はないかもですが、

士幌町にはこんな施設もあるんだよ、

ってコトを頭の片隅に入れておいて

もらえればと思います

そんなワケで、明日・明後日は

応援大使プロジェクト絡みで

五十幡・細川両選手と一緒に

士幌に行って来まーす!

 

コメント

7 件のコメント

  • くま牧場長 より:

    こんばんは。もりくま!名前がかわいい。音楽の練習してて楽しそう。僕やったら飲み物たくさん飲んじゃう。未婚率も増えてきてるしこういうコンセプトの施設これから増えてきそうな気がする。実は僕も将来趣味見つけないかんかなあって思ってる。今は旅行だけど歳とって体力落ちてくるとそうもいかないし。ところで北海道って今もエアコンの普及率低いの?7月行った時けっこう暑かったのに。

  • ちよまる より:

    ✨もりのくまさんサークル✨💫の
    メンバーの皆さんの繋がりがとても
    役に立っているのが分かりました〜
    BBとジャムっているところ
    イイなー
    JAPANメンバーの五十幡選手らとの
    応援大使プロジェクトのレポ
    とても楽しみでーす🤗

  • しの より:

    士幌、応援したくなりますね。
    五十幡、細川両選手との絡みも見てみたいです。もりくま、応援したくなります。
    ぜひ、森のくまさんセッションしてくださいね🐻🎹😊

  • いく より:

    まだ暖かかった9月、じゃがいもまつりで名MCのあの方ですね!
    こんな場所が近くにあったら嬉しい♪
    「やりたいことや楽しいことをすれば
    幸せな気持ちに…」ホントそう😌
    イヤな事、つまらない事に時間を費やすのはもったいない
    家でネコとくつろぐ時間も大好きだけど
    同じ趣味の人と一緒に過ごす時間を持つのは幸せね♡
    士幌町がんばって〜

  • へいちゃん より:

    地域の繋がりとして、重要な役割を持つ施設ですね。
    自分の町内会でもなにか活動の参考に出来そうです。

    そして全然どうでもいいんだけど
    トップのシャシンは、ぜひB・Bに看板と同じポーズをとって欲しかった(笑)

  • せいら より:

    B・B、お疲れ様ー🙋

    昨日からずっと♪ある日〜森の中〜♪って、頭の中グルグルしてるー🤣

    士幌町、ホント色々頑張っているねー。
    ここで、【B・Bファンの集い】、やりたいかもー😆

  • まゆみん より:

    B・Bこんばんは〜☆
    地域の人との繋がりが希薄になりつつある今日この頃だけど、こういうあたたかい交流をしている地域があるのは素敵だなぁ…と思いました。
    こういう地域交流をめんどくさいって思う年代もあるかもしれないけれど…でも、こういう場所があることにありがたみを感じる時がきっとくるんですよね…☺️

    そんな事を思いました❀.(*´◡`*)❀.

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