「e-Combu」の話、更に続けます。
取材が終わって少しすると、
事務所に続々と人が集まって来ました。
全員が一通り揃ったところで、
真新しい事務所のお披露目会が開始![]()

集まったのは総勢20名ほど。
僕もその中に混じって座ってたけど、
なんか場違い感が…![]()
まずは参加者一人ひとりによる自己紹介。
僕もちゃんとご紹介いただきました![]()
広尾町の副町長や町議員さん、
金銭的に支援してくれた方や
将来的に一緒に仕事をしたいと
思ってる学生さんなどなど
いろんな方が集まってたけど、
東京方面から来られた方も結構いて、
支援者の広がりを感じましたねー![]()
自己紹介が終わると、
2組に分かれて事業説明。
大砂さんからは、前回の記事で
紹介したような内容の説明がありました。
皆さんも真剣な表情で聞き入ります👂
そしてもう一方は隣の部屋で、
副代表の錦古里さんより
昆布粉砕機に関する説明。
↑コチラが最近購入したという粉砕機。
こうして昆布を入れていくと…
下から細かく砕かれた昆布の粒々が出てくる。
僕もやらせていただきました!
出てくるのはこんな感じの粉末。
お茶っ葉みたいにも見えるけど、
もっと細かい感じ?
前は家庭用のミキサー使ってたそうだけど、
それだと1日2㎏くらいの処理能力しかなくて
しかもすぐ壊れちゃう💦
この粉砕機は設備も含めて300万ほど
したらしいけど、コレを使えば
1時間に10㎏ぐらい処理できるそうで
まさに心強い味方ですね![]()
事業説明の後はまたみんな集まって、
大砂さん・錦古里さんと
副町長の及川隆之さんによる
ちょっとしたトークが行われました。
及川副町長は、2年前の春に
錦古里さんが地域おこし協力隊員として
就任した当時の農林課長。
元々その時の協力隊員は、広尾に
就農したい人を募集してたということで
副町長は当時から錦古里さんを
ずっと見てきたワケですが、
最初にこの事業の構想を聞いた時は
正直「ムリだべ」と思ったらしい![]()
実を言うと、浜に打ち上げられてる昆布って
誰でも持ってって良いモノじゃないんですね。
たとえ見た目は商品価値がなくても
そこには「漁業権」というものがあって、
部外者が勝手に持ち帰っちゃ
いけないそうなんです。
そしてこの先、事業を進めるにあたっては
地元で長年漁業をやってきた漁業者や
漁業組合も巻き込んで、
その人達にとってもプラスになることを
やっていけるような仕組みを
しっかり作っていくことが必要だ、と。
一方の錦古里さん。
広尾にはもう2年近く住んでるけど、
そういった課題も見えてきた一方
「ここはイケそうだな」
という手応えも感じてるそうです。
前例もない難しいことなのは間違いないけど、
広尾は話せばわかってくれる人が多い町だな、
という感触も持ってるとのこと。
だからこれから先も、一つひとつ
できるところから課題を解決して
このプロジェクトを成功させていきたい。
そう力強い抱負を述べて、
このお披露目会の締めとなりました。
最後は地元広尾産の牛乳で、
みんなで乾杯~!🥛
錦古里さんとも乾杯!
たくさんの支援者の皆さんに囲まれての
事務所の船出となりました!
3回にわたって紹介してきた
「e-Combu」プロジェクトのお話は以上。
若い大砂さん・錦古里さんの
強い志と勇気を心から応援しつつ、
この先の成功を願っていますよ!📢![]()
明日は2月のスケジュールを紹介しまーす!