中標津の話に戻ります。
今回の中標津訪問は3月15・16日でしたが
この日程を選んだ一番の理由は
コチラへの訪問でした↓計根別学園。
もう何度も紹介してますね
12月には9年生(中3にあたる学年)の
この学校には他にも
4年生による「夢の式」、そして
7年生の「立志式」という式があります。
ホントは両方見たかったんだけど、
それぞれ日程が微妙に離れちゃってた関係で
今回は「夢の式」を見学させてもらうことに。
小中一貫の計根別学園では、学年を
1~4年生・5~7年生・8~9年生の
3ステージに分けて、それぞれ
「夢」「志」「誇り」をテーマに
様々な学習や活動を組んでます。
そして「夢」がテーマの最初の4年間は、
夢やあこがれをとことん追求していく時期
という位置付け。
「夢の式」はその集大成という訳ですね。
とは言え、4年生と言えば10才くらい。
大勢の人前で自分の考えを発表するなんて
もしかしたら人生初の経験かもしれない💦
3月の式本番を前に、子ども達は
1月末くらいから準備に入ります。↑これまでの式のビデオを見たり…通しリハも何度か繰り返して、
式場での礼法や立ち居振る舞いも学んで…
いざ本番へ!会場の体育館には、1~3年生の児童と
保護者の皆さん(+くま)が集まってます。そして花のアーチをくぐって、
主役の4年生が登場!みんなちょっと着飾って、
ちょっとキンチョーの面持ち?
そして式が始まると、19名の4年生が
一人ひとり壇上に立って、
各5分くらいの持ち時間でプレゼン。まずは将来の「夢」を語ります。 パティシエ、スケートの先生、
ラーメン屋さん、そしてユーチューバー…。
実に子どもらしいステキな夢だし、
時代や地域性も良く表してますね
もし僕だったら「プロ野球せんしゅ」
とか書いてただろうね
みんなの人生はこれからまだまだ長い。
今はとにかく大きな夢を持ってほしいな
自分の夢を発表した後は、
この4年間で自分が成長したと感じる点や日頃自分を支えてくれる人達への
メッセージなどを語る時間も。
こうして約5分の発表を終えた子ども達は、
見守っていた家族の元に向かって
それぞれの想いを込めた手紙を手渡します。 保護者の皆さんにとっては、
自分達の子どもがこうして立派に
成長した姿を見て感無量でしょうね僕も目の前でその様子見てて
ウルッときちゃいました…😢最後に校長先生からのメッセージ。
昔は校長先生のお話って
長くて退屈なのが相場だったけど(笑)、
ストレートに心に刺さる良いお話でした
そして記念撮影📷
みんなイイ顔して~!僕も1枚写真に参加。
みんなよく頑張りました!
ひとつ大人の階段上ったね
ちなみに7年生による「立志式」は、
4日後の3月20日に実施。4年生までの学校生活で夢を形づくった後、
次の5~7年生までの3年間は
夢に向かって今の自分と将来を繋ぐ
「志」をイメージ作りする期間。
「立志式」はその「志」を語る機会になります。7年生と言えば、中学1年生にあたる学年。
みんなも経験あると思うけど
多感な時期ですよね
友だち関係に悩んだり、
他人の目が気になったり、
自己表現が上手く出来なかったり…
まさに思春期まっただ中!
でもそうして悩んだりもがいたりしながら
自分の描いた夢と現実との間の
ギャップを埋めたり修正したりしていく。
「志」って、そうやって
形作られてくんじゃないかな?直接見学出来なかったけど、
7年生のみんなもご苦労さまでした
この1年間、何度もお邪魔させていただいた
計根別学園。
音楽室でこっそりピアノの練習を
させてもらったこともあったっけ(笑)。
子ども達の夢を大切に育てていって、
そして最終的にはそれを地域へ還元していく。
芽室の上美生にも通じる部分あるけど、
過疎に悩む地域のこれからあるべき姿を
まさに示してくれる素晴らしい取り組みの数々。
本当に勉強になりました!取材に毎回快くご協力いただいた
滝 泰英校長先生(右)と若尾 忍教頭先生(左)、
大変お世話になりました!
そしてもうひとつ心残りだったこと…。
6年前の2017年夏、キャラバンで
計根別学園を訪れた時のこの写真↓当時1年生だったこの子達と再会して、
同じポーズで写真撮りたかったんですよね。
しかし残念ながらタイミングが合わずに
会えずじまい…😢
でもなんと!学校の方で写真を撮って
送って来てくれました!子ども達の並びやポーズまで
忠実に再現してくれたそうですよ
(3人転入生がいて人数増えてますが)
この「コマネチ」達も、春からは7年生。
4月からはもう制服姿で通学してるはず。
子どもの成長ってホントに早いなぁ…。
また何年かして計根別を訪れることがあったら、
この子達を定点観測したいかも(笑)。
みんな、それまで計根別に残っててね!
次回は、いよいよ中標津町役場へ
最後のご挨拶に伺います!