さて昨日の続きってコトで
今日はお店のご主人、江西浩太郎さんの
「もうひとつの顔」のご紹介ですが…
今日の方がなんだかもっと
濃い話になりそうな予感(笑)。
で、その江西さん。
料理人の傍ら…
実はミュージシャンもやってます🎵
趣味とかそんなレベルじゃなくて
「BUFFALO SOLDIER」
という2人組ユニットで
ちゃんと曲もリリースしたりしてますよ😲
ジャンルは…何て言ったらいいんだろ?
レゲエ系のラップを歌ってます![]()
じゃあ、音楽では一体どんなキャリアを
積んできたのか…その辺お聞きしました👂
元々釧路出身で、高校卒業後に
中標津に来た江西さん。
その頃から音楽はやってたけど、
中標津に住みながら多くの人に
自分達の音楽を聴いてもらうことに
限界を感じてたそうで、
東京で料理も勉強しながら
音楽にもチャレンジしよう!と上京して、
4年ほど東京で料理の修行をしながら
音楽活動も続けていました。
で、その時挑戦した「3週勝ち抜きで
曲のリリース権ゲット」的なバトル企画で
見事3週勝ち上がって、インディーズながら
曲を出せることになったんですね。
ところがいざ曲を出す段になって
新しい曲が全然書けなかったらしく💦
そんな時プロデューサーに
「地元の歌を書いてみたら?」と言われて
中標津のことを考えながら書いたら
あっと言う間に出来たそうで、
そうして初めて自分がリリースしたのが
コチラの曲↓
「Oh〜中標津」。
江西さんはそれまで
クラブとかでかかるような
よくあるラップ系の歌とかラブソングを
歌ってたけど、そういう曲って世の中には
溢れまくってますよね?
でもこの曲を出した時、
予想外に反響があって
「自分達にしか作れない歌」に
気付いたそうで、江西さん自身も
東京に出て初めて
地元の本当の良さに気付いたそうなんです![]()
「BUFFALO SOLDIER」は
中標津在住の宮本大介さんと
2005年に結成して17年間ずっと一緒。
宮本さんが作曲、江西さんが作詞を担当して
地元を応援する歌を色々作ってます🎵
曲はコチラのYouTubeチャンネルで
聴けますが、結構目からウロコですよ![]()
たとえばこの曲↓
「RAKUNOU」。
書いて字の如く「酪農」の歌です🐄
江西さん曰く、酪農は身近だけど
一般的には「カッコ良くてキレイな仕事」
というイメージがあまりない💦
だけどそれは、伝え方のイメージの
問題なんじゃないの?という疑問があって、
「酪農をカッコよく伝えたい!」と
いう想いで制作したのがこのMV。
映像に実際の酪農家さん沢山出てきますが、
みんなその想いに共感して
協力してくれてるのが伝わってきます![]()
僕もいろいろ酪農家さん取材してきて
「ミルカー」とか「パーラー」とか
「ジョンディア」とか、専門用語?
ちょっとだけ知識付いたけど、
そういうのがチョコチョコ歌詞に入ってて
クスッと笑っちゃったりします(笑)。
で、この「RAKUNOU」を出したら、
次は漁師さんからも
「俺たちの歌も作ってよ」という
リクエストが来たそうで![]()
やっぱ「漁師の歌」って、どうしても
演歌のイメージがくるじゃないですか?
でも、今の若い人は演歌あんまり聞かないし
レゲエで漁師の歌があったら
面白いんじゃないの?と思って
漁師の方達に話したら、
「船乗っていいよ!」「撮影手伝うよ!」
とキモチよく協力を申し出てくれたそうで、
完成したのがコチラのMV↓
「漁師の唄」。
クスッとするところもちょっとありながら、
映像もすごくクオリティ高くて
ちゃんと漁師さんの仕事を
カッコ良く表現してる![]()
あと、フレーズが頭ん中で
グルグル回ります(笑)。
こうして「町の誰かを応援したい」
「町の誰かが喜んでくれる歌を作ろう」
という想いで、この町だからこそ
歌える歌にこだわって曲作りをしている
江西さんたち。
ラップとかレゲエというジャンル柄
以前は夜にクラブなど「大人の場所」で
活動することが多かったんだけど、
この「地元の歌」がキッカケで
昼のイベントとか学校でのライブなんかが
増えたんだとか![]()
歌の題材になった酪農家さんや漁師さんから
「家族が喜んでくれた」とか
「子ども達が毎日見て歌ってくれてる」なんて
声もよく聞くようになったそうで、
こういうMVを作ることで、親の仕事が
子どもの目に「カッコいい」と
映るようになったら、
後継者不足の問題もちょっとは
変わってくるんじゃないのかな?![]()
というコトで、年内のリリース目指して
アルバムを制作中だったり、
グッズとかアパレル作ってたり、
地元のFMでラジオ番組も持ってたり…と
音楽活動だけでも大忙しのハズですが…
ホントにお店と両立出来るんすか?![]()
江西さん曰く、ちゃんとしてます(笑)。
たとえば、お店を22時までやって
その後釧路まで走って(片道1時間半くらい)
夜中2時からライブしたりもするし、
週1回は仕入れで早朝釧路まで走って
釧路の市場に行ったりもしてるそうです😲
更に合間を縫って食材の生産者にも
会いに行ったり…と、
聞くだけでもホント大変そうだけど、
料理と音楽、この2つはずっと
自分のルーティンとして生活の中に
組み込まれてるから、慣れてるんだとか![]()
やっぱり音楽が好きだし、
応援してもらってるからこそ楽しくやれてる。
昨日紹介したような新しいメニューも
次から次へと自分で考えてるけど、
そういう作業も好きだから苦じゃないそうです。
あ~なんかその感覚、
スゴくよく分かるな~![]()
これからもムリしすぎない程度に、
良いスタンスの活動を両方とも
続けていってほしいですね![]()
さて、そんな江西さんのお店「呑食里」でも
この度ふるさと納税の返礼品を
出したみたいですが…
そちらについてはコチラをチェック!
↓
                          
                          
                          
                          
                          
コメント
5 件のコメント
おはよ。もう一つの顔はミュージシャンだったか。レゲエ系のラップとはなかなかイケてる。酪農や漁師がテーマなら他にはない独創性があって面白いと思う。スケジュールは好きでやれてるとはいえ過密になってて大変そうだね。このあたりはB・Bにも共通する部分がある。みんな無理しすぎないようにだね。
B・Bさん、お疲れ様です❗️
江西さんの【もうひとつの顔】が、ミュージシャンとは思わなかったなー😮
ハンパない二刀流ですね🔪🎸
アイディアマンは、どんどんアイディアが浮かぶんだなぁ💡
慣れてるとは言え、読んでるだけでハードな日々だけど、お身体に気を付けて、これからも町の皆さんを勇気づけて欲しいですね😃
ミュージシャンでしたかー😊YouTube見ましたよ~。映像の作り方がすごいですねー。想像以上でした笑
「RAKUNOU」も「漁師の唄」も
頭のなかでフレーズがグルグル🌀しちゃうの分かります!
お二人の地元愛と、地元の皆さんの撮影協力でカッコいいMVになってますね♪
二足のわらじって大変だけど
どちらのお仕事も、もう一方のアイデアに繋がっているのでしょう。
大谷選手みたいだ😁
それにしても、高級ナポリ「舌」
気になる〜🤤
B・Bと重なりますね☺️
じっくり観なくては❗️