絵本ワールド@ニセコ。

カテゴリ/ニセコ町

えーと最初にちょっと業務連絡

そろそろ2月も末ですが、

3月のスケジュールは理由あって

3/2(月)頃お知らせする予定なんで、

それまで少々お待ちを…

 

…というコトで今回の本題いきまーす!

ここ数日別件の話が続いてましたが、

今月行ったニセコ町の話題が

まだいくつか残ってるんで、

引き続きそちらを紹介していきますね

 

今月のニセコ町訪問はそもそも

2/7(土)に行われた

「ワールドまつり ft. 第12回絵本ワールド」

(「ft」=「フィーチャリング」ですね)

というイベントに合わせてのものでした。

「ワールドまつり」は国際色豊かな

ニセコ町の特色をよく現すイベントとして、

その背景や国際交流員の方々の活躍は

既に紹介してきましたけど、

じゃー「絵本ワールド」ってなに?

って疑問持つ方いるかもしれませんね。

そこで、イベント当日の模様を紹介する前に

今回は「絵本ワールド」の成り立ちについて

お話しさせていただきたいと思います

 

そこで今回お話を聞いたのは、

絵本ワールドを語るうえで

欠かせないこちらの方↓絵本作家の本間眞由美さん。

去年夏にブドウ植樹でお邪魔した

ニセコワイナリーの奥様でもあります。

う~んイイ笑顔

札幌出身の眞由美さんですが、

実は元・HTBのアナウンサー🎤

ただご本人曰く、アナウンスより

番組制作の方が向いてたとのことで

在職中に自主番組の制作で

企画・取材から映像を組み立てて

放送するところまで全部任されてたのが

のちの絵本づくりに通じてるんだとか。

眞由美さんはアナウンサー時代、

当時北大ボート部で活躍していて

オリンピック選手候補だったご主人、

つまり現ニセコワイナリーオーナーの

本間泰則さんに出逢って結婚。

その後、ご主人の仕事の都合で

フィリピンに数年間住むことになりました。

それが1980年代のことだったんだけど、

その頃はちょうどフィリピンで

大きな政変のあった時期。

政情は安定せず、フィリピン国内では

人々の間に激しい貧富の差があるのを

目の当たりにすることになります💦眞由美さんもそこで

ボランティア活動などをしていく中、

貧しいスラム街の人達の様子を目にして

大きなカルチャーショックを受けました。

一方、自分達のような海外駐在員は、

安全な壁に囲われた場所で生活している。

その「豊かさ」が申し訳ないような

感覚に陥ったそうです💦

そして日本に帰国した時、

「何かしなくちゃ!」という気持ちに

駆られたそうなんですね。

そこで、当時お子さんが通っていた

教会系の幼稚園の園長先生に

「こういう経験をしてきたので

何かさせてほしい」とお願いしたところ、

「アナウンサーをしてたんだったら

子どもにお話をしたり、

絵本を読み聞かせては?」と提案されて、

毎週読み聞かせの時間をもらって

お子さんの卒園後もずっとボランティアで

読み聞かせの活動を続けたそうです。また、眞由美さんは当時から

環境問題にも関心があったそうなんですが、

「自分が子どもたちに絵本を読む時に

どんなメッセージを伝えるか」を考えた時、

小さい子に経済格差や環境問題なんて

そのまま話しても難しくて理解できない💦

なので、「世界にはいろんな国があって

いろんな生活をしてる人達がいる。

その多様性を認め合って理解し合えば

それが平和に繋がっていくんだ」ということを

子どもたちに分かりやすく伝えて

世界観を広げてほしい、という願いで、

これまで半世紀近く

本の読み返せを続けてるそうです

その後眞由美さんは、ご主人の

ワイナリー開業に伴ってニセコ町に移住。

(そのへんはまたスゴいストーリーがあるんで

後日改めてお話ししますね

眞由美さんはその前から

世界のいろんな絵本を日本語訳で

読み聞かせはしてたそうなんだけど、

ある時オーストリア出身の国際交流員が

母国の絵本を眞由美さんに

プレゼントしてくれたんですね。

そしてそれを原語のドイツ語で

読んでくれた時、その綺麗なドイツ語の

響きに感銘を受けたそうなんですそしてそれをキッカケに、

ぜひニセコ町の国際交流員が

町の子ども達とふれ合いながら

母国語で絵本を読んでくれたら

どんなに素晴らしいだろうと提案。

こうして2013年2月から

多言語読み聞かせの活動が

各学校や学童などでスタートして、

2年後の2015年にその活動の発展形として

「絵本ワールド」のイベントがスタート。

今年で12年目を迎えることになったのですちなみに国際交流員が主催する

「ワールドまつり」は、過去にももっと

小規模でやってたそうなんですが、

今回は5年ぶりの開催ということで

町民センター全体を使って

ワールドまつりと絵本ワールドを

同時開催しよう!というコトで、

今回のコラボ開催に至ったという次第

コレでやっと絵本ワールドの経緯と

ワールドまつりとが繋がりましたね

 

また眞由美さんは、

「絵本ワールド」開催のほかにも

町内の小中学校などで年に数回

絵本の読み聞かせ活動を続けてきました。 外国の絵本の読み聞かせをする時は

最初に日本語を必ず先に読んで、

1ページずつストーリーを理解しながら

外国語も聞くようにして、

言語も物語も両方しっかり楽しめる

つくりにしてるそうですよ そして眞由美さんは今後この活動を

持続可能にしていくために、

新年度からは若い世代に

パトンを渡していく予定なんだとか。

つい先日、2月18日に

ニセコ小で行われた読み聞かせで

活動に一区切りをつけたそうですが、

幸いニセコ町内には眞由美さんの志を

継いでくれる方がいるそうで、

無事バトンを渡せたことで

安心しているご様子でした

 

翌日、絵本ワールド当日の午前中、

ニセコワイナリー取材の傍ら

眞由美さんの「書庫」を

拝見させていただきました。部屋の中には世界中の絵本の蔵書がズラリ! そしてこの時眞由美さんは

イベント準備でご不在でしたが、

僕へのプレゼントとして

絵本を数冊託していただいてました中を開けてみると… そこに綴られていたのは、優しい言葉たちと

それを彩る柔らかいイラストの数々

この絵本の文章はすべて、

眞由美さんご自身が書かれたものなのです

 

眞由美さんはこれまで、絵本を5冊出版。

自分では絵は描かないんだけど、

いろんな人との出逢いや支えがあって

絵本を作ってきたそうですが、

この先も出版の予定はありますか?ご自身の中には、この先も絵本を

書いてみたい気持ちはあるんだけど、

本を書くとかアートの世界って

ちょっと苦しかったり傷ついてたり、

「ハッピーではない時」の方がむしろ

言葉が浮かんできたりするもの。

今はこの美しいニセコの自然の中で

ご主人と二人でワイナリーを営む生活。

有機栽培の畑仕事は大変だけれど

全然苦じゃなくてむしろ楽しんでて、

この土や美しい自然に触れていると

どこか満足している部分もあるそうです。

眞由美さんは最初の絵本ができた時、

「私の言葉ってどこから生まれて

紡がれてきたんだろう?」

考えたそうなんですね。

そして行き着いた答は、

「それは自分が生まれ育った

北海道の風土の中で、

五感で触れた中から生まれたもの」

確かに眞由美さんの絵本には一貫して、

この北海道の美しい自然に対する

深い愛情と敬意が感じられました

長い間、様々な人生経験を

重ねてきた眞由美さん。

まだまだお元気で、この後も活動を

継続していただきたいですね

次回はイベント当日の模様を紹介します!

コメント

1 件のコメント

  • 手羽さゆり より:

    こんばんは🌙3月のスケジュール至急といいたいとこだけど、訳ありなら仕方ないね。2日まで待ってまーす。

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