新規就農の夢。

カテゴリ/雨竜町

ここんとこ週末の稼働が続いてる関係で

どうしても後回しになりがちなんだけど、

先月雨竜や中標津に行った時の話題が

まだまだ紹介しきれてないんで、

平日を使って少しずつお話ししていきますね

 

さて、今回は雨竜町の話題。

先月大雨の中で田植えをした日。

午後、こちらに向かいました。林さんというメロン農家さんのお宅です。

以前の記事でも似た写真撮ってますが

コチラはまた別の農家さん。

そして今回お話を聞くのはこの方。雨竜町地域おこし協力隊で農業関連を

担当されている、齋藤賢悟さん。

雨竜町で将来、メロン農家として

新規就農を目指している齋藤さんの

想いについて伺ってまいりました!

雨降ってきたんでハウスの中で取材(笑)。

現在31歳の齋藤さんは、埼玉県桶川市出身。

去年9月から協力隊員として活動しています。

齋藤さんは実は調理師の免許を持っていて、

協力隊に入る前は船の上で

調理師の仕事をされていたという

ちょっと変わった経歴の持ち主

なんかこーいう人の話スゴい興味ある!

で、その船というのは水産庁から委託を受けた

民間企業の「漁業取締船」で、

2~3ヵ月くらい船上で勤務の後

1ヵ月程度の長い休みが入る、というサイクルで

年間280日くらいは海の上で過ごしてたそうな

日本中あちこちに赴き、中でも仕事柄

外国船の違法操業などの可能性が考えられる

日本海とか尖閣諸島などに

行くことも多かったらしく💦

素人目にはなかなかない体験に思えるけど、

齋藤さんは次第に「この仕事では将来

自分の思い描く暮らしが実現出来ないのでは…」

と悩むようになったそうです。

一方、齋藤さんは船の仕事を始める以前

バイクに乗って日本一周していたことがあって🏍

その頃雨竜町にも来たことがありました。

この辺をバイクで走ったり、雨竜沼湿原にも

行ったりと、計3回ほど雨竜を訪れたそうです。

そうしてこの地域をバイクで回るうち、

故郷の埼玉も住みやすい場所ではあるけど、

もっと人に自慢できるような自然や景観のある

こういう土地に暮らしたいという夢を

頭に描くようになったそうで、

船上での仕事をしながら将来に迷った時、

そんなことも思い浮かべていたようです。

 

齋藤さんが生まれ育った家は、

農業とは無縁な一般的サラリーマン家庭。

齋藤さんも学生の頃は、農業への憧れのような

ものは特になかったとのこと。

ただ、齋藤さんの母親がやっていた

小さな家庭菜園の手伝いをよくしていて、

それが楽しい思い出となって

記憶の中に残っていたそうです

バイクで走りながらこの土地の風景に憧れ、

ここで生きていくにはどうしたら良いか…?

と悩んで自分の過去と見つめ合った時、

母の家庭菜園での原体験と結び付き、

それならば自分がこの場所で一番

取っ掛かりやすいものは農業なのでは?

という考えに辿り着きました。

そんな経緯があり、農業を勉強して

就農したいと思ったタイミングで、

ちょうど目にしたのが

雨竜町地域おこし協力隊の募集。

しかもメロンの農業者を目指している人の

求人という、ドンピシャな内容で

まさに自分にとって運命的なものを感じて、

迷うことなく飛び込んだそうです

なんかスゴいドラマチック!

 

こうして協力隊の求人に出逢ったのが約1年前。

晴れて去年の9月から採用になった齋藤さんですが、

その時期もうメロンは終わっていたので、

その後米の収穫などを手伝いながら、

3月中旬くらいからコチラの林さんのお宅で

メロン作りの研修をされてるそうです🍈この日はご主人は外出で不在でしたが、

奥様の林真理子さんと。

メロン作りはまだ初めての経験の連続だけど、

林さんの丁寧な指導の下、

日々多くのことを学びながら過ごしてるようです

齋藤さんの将来的な目標は…

雨竜町内で就農して、暑寒メロンを

作って生計を立てていくこと🍈

地域おこし協力隊として、

農業を勉強できる期間は3年間。

限られた時間でメロン作りの技術が

身に付くのかという不安はあるけれど、

3年間の研修が終わったらすぐに

独立して就農することを目指しています。

最近は高齢化で離農する農家さんも多いので、

そんな新規就農希望者を町も歓迎して、

離農者の後に新規就農者が新しく入れるような

支援も行っているようですね

ハウスの中もちょっと見せていただきました👀前に紹介した谷本さんのハウスも大きかったけど、

ココも奥行き約100mの大きなハウス メロンもだいぶイイ感じで

大きくなってきてます

収穫は7月10日頃って言ってたから、

ちょうど今頃は収穫の真っ最中なのかな?

色々大変なことも多いと思うけど、

メロン作り自体は楽しくやっているという齋藤さん。

今の生活は、自分の思い描いていた

将来像に着実に近付きつつあるようですね

こういう夢を追い求めて形にしていく人、

心から応援したいな~

ぜひ美味しいメロンを作って、

立派なメロン農家になってくださいね!

万が一このブログを読んで

「自分も新規就農を目指したい!」

という方がいたら、雨竜町の場合

コチラまでお問合せください!📞

コメント

9 件のコメント

  • くま牧場長 より:

    こんばんは。みらい大志やってると変わった経歴の方に会うもんだね。漁業取締船での仕事からメロン農家になるのか。家庭菜園がヒントかあ。これは思いきった転身。自分はこういう思いきったことができないまま時代に流されて今に至ってしまったから本当に尊敬できる。B・Bもいつもこういう方リスペクトしてるよね。僕も立派なメロン農家になれるよう祈ってるよ。

  • せいら より:

    B・Bさん、お疲れ様です❗️

    まずは齋藤賢悟さん、お若いのにスゴい経歴の持ち主ですねー❗️
    ホント、応援したくなります🤗
    余談ですが、出身地の桶川市は、本木雅弘さんの出身地でもありますね😁

    メロン栽培は大変だと思いますが、その熱い思いがあれば、絶対に立派なメロン農家さんになりますね😃
    最近、青肉メロンの美味しさが分かったので(出身地的に、なかなか口にすることがなかった😅)、齋藤さんが作ったメロン、早く食べたいなー😋

  • ぽるしぇ より:

    BB、おはよう☀😃✋
    メロン🍈🍈😆
    空知って縦長だから北と南で違いが多いと思う。
    南空知ではメロンは赤肉の方が主流、まっ😆赤でも青でも🍈おいしい‼
    子どもの頃、メロンってオレンジ色なのにメロンソーダや🍧は緑色なんだ~❓って思ったこと…なんか懐かしいな。

  • へいちゃん より:

    こういった方がいらっしゃるのを知ると、
    とても嬉しいし感動します。
    齋藤さんのメロン、できた時にはぜひレポして欲しいです!

  • ふーみん より:

    B・B、おつかれさまです!
    第一次産業の後継者問題はありますもんね…
    サラリーマンの僕が言うことではないかもしれませんが、医療の進歩により、高齢者が増えていく今後の日本を考えると、食料不足という問題も
    農業は大変だと思うけど、食料をありがたくいただく身としては、がんばっていただきたいです(^_^)

  • 1483 より:

    B⭐︎B殿

    今日はメロンの未来をささえる人。ですね!齋藤賢悟さん面白い経歴の持ち主さんですね。

    メロンを育てて、メロンの新しいメニューとか考えちゃったりなんかするのかなぁ。

    最近メロン買ってないな。
    生産者さんのお名前書いてある時あるしょ?
    書いてない時もあるけど。
    こうしてブログで拝見したら、あ!○○さんの作品だ〜っ!
    美しいネットの美味しそうなメロン。
    買って食べてみたいって思うよね〜。
    雨竜行かなくちゃね。
    休みが2日取れたら一気に行けるかな〜と、札幌から浦河、大樹、芽室、中標津、斜里、雨竜、帰宅ってルートを検索してみた。
    ずーっと走れば17時間57分で走り切れると🚙
    せめて2泊3日かな〜😆
    それこそ、毎年増えるからそろそろ制覇しなきゃな!

  • しの より:

    齋藤さんの経歴は貴重ですね‼️
    そしてメロン農家でがんばってる。
    刺激になります。

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